「羽交い絞め ……中田七段作詰将棋 『将棋世界』2016年1月号」の解答です。
初形の、攻め方の1四の香と4二の銀、持駒の桂、玉方の3二の歩で、詰めあがりが見えた方も多いかもしれません。
初手、まず目に浮かぶ▲3一角成の開き王手は
△1四龍と香を取られて失敗します。
また▲2二角成の両王手も食指が動きます。
以下△同玉▲3四桂△2一玉と迫って、一見うまくいきそうにも見えますが
玉方の1五の龍が強力です。
以下、▲1一香成△同龍▲2二金△同龍▲同桂成△2二玉で
この時、持駒が角と飛車では詰みません。(▲3一角に△2一玉や△1一玉で不詰め)
持駒が角と金、あるいは角と銀なら詰むのですが。
初手▲2二角成は有力でしたが、▲3四桂に玉を2一に逃げられるとうまくいきません。
となると、「▲2一角と捨てて埋めておけばいい」という発想に到達します。
これを△2一同玉は▲3一角成で詰んでしまうので、△2一同金と取ります。
2一を埋めておいて▲2二角成とすれば、△2二同玉に▲3四桂で、玉が2一に逃げられず、詰みとなります。
詰手順……▲2一角△同金▲2二角成△同玉▲3四桂まで5手詰
kazutoyo0626さん、正解です。
初形の、攻め方の1四の香と4二の銀、持駒の桂、玉方の3二の歩で、詰めあがりが見えた方も多いかもしれません。
初手、まず目に浮かぶ▲3一角成の開き王手は
△1四龍と香を取られて失敗します。
また▲2二角成の両王手も食指が動きます。
以下△同玉▲3四桂△2一玉と迫って、一見うまくいきそうにも見えますが
玉方の1五の龍が強力です。
以下、▲1一香成△同龍▲2二金△同龍▲同桂成△2二玉で
この時、持駒が角と飛車では詰みません。(▲3一角に△2一玉や△1一玉で不詰め)
持駒が角と金、あるいは角と銀なら詰むのですが。
初手▲2二角成は有力でしたが、▲3四桂に玉を2一に逃げられるとうまくいきません。
となると、「▲2一角と捨てて埋めておけばいい」という発想に到達します。
これを△2一同玉は▲3一角成で詰んでしまうので、△2一同金と取ります。
2一を埋めておいて▲2二角成とすれば、△2二同玉に▲3四桂で、玉が2一に逃げられず、詰みとなります。
詰手順……▲2一角△同金▲2二角成△同玉▲3四桂まで5手詰
kazutoyo0626さん、正解です。
2-3図までは追いかけませんでした。
それと…
正解とのコメントを頂きましたが
私解答手順書いてないんですけど^^
>読んで詰みなしと判断したので、
>2-3図までは追いかけませんでした
普通はそうですね。
蛇足ですが、おもしろい…恐ろしいことに、持駒が角、桂ではなく、香(銀や金でも)、桂だと、同じように両王手して、「失敗図2の2」で持駒が香となり、▲2二香と打てば詰んでしまいます。
正解と認定したのは、コメントを読んで正解に行き着いていると判断したからです。