被災者さんたちのことを考えると、「暑い」なんて言っちゃあいけないと思いますが…。
暑いじゃないですか!
確か、節電や電力制限が話題になった時、気象庁は確か、「今年も暑い夏ですが、昨年ほどの猛暑にはならないでしょう」と記憶していますが……気のせい?気の迷い?…しかも、夏が来るの早くない?
今年の福井の梅雨入りは6月16日(平年より4日遅く、昨年より3日遅い)で、梅雨明けは7月9日(平年より15日早く、昨年より8日早い)と短い梅雨(平年41日間、今年22日間)だった。
梅雨入り後も曇りがちの日が続いたが、22日までの1週間はほとんど降水はなかった。その後は降水もある程度記録したが、日照もあり21日から7月4日まで連日30℃~33℃の日が続いた(7月2日のみ29.5℃)。
まとまった降水は1日13.5ミリ、4日43ミリ、7日80.5ミリのみ。しかも、暖かい湿った空気が入り込み、昼間の日照による上昇気流で雨雲が発達する夕立タイプの降雨で、夜間の雨が多かった。
という訳で、昼の日照があったので、気温は非常に高い日々が続いた。5日以降の気温は5日と7日が27~28℃であったが、その他の日は32℃を超え、特に大雨だった7日の翌日からは夏空になり35~36℃まで上がり、早くも猛暑。北陸の梅雨明け発表は9日だが、福井は実質8日と言える。
さて、長々と梅雨の状況を述べたが、その理由ははずれ気味の気象情報への「いちゃもん」である。
冒頭の長期予報もはずれ気味。
さらに、福井の週間予報は外れっぱなし。週間予報は雨マークのオンパレードが続いた。しかし、実質は昼間は晴れて夜少し降る程度。気象庁としては「雨は降ったじゃないか」と主張できるかもしれないが、昼間、日が射して傘は要らない状態なので、外れと言っていい。
だいたい、行事を予定していて、雨マークが出ていたら、雨天時に備えた準備や内容変更をしなければならない。精度の低い予報は、「予報を出さない」より劣る。
気象庁の予報の的中結果の判断は甘いです。外れるのは仕方ないにしても、その甘い自己採点を改めないと精度は上がらない。
降水確率なんて意味のない予報(降水確率50%というのはその日(あるいはその時間)に1ミリ以上の雨が降る確率が50%という意味で、平たく言えば「雨が降るか降らないかは半分半分」と言っていることになる)より、この予報が当たる自信の確率を出してほしい。
日本全体の今年の梅雨は、梅雨入り後すぐ、梅雨後期や末期の気圧配置が続き、活発な梅雨前線が九州地方に掛かり豪雨が続いた。
また、一時的に梅雨明け状態になり、梅雨前線が東北地方まで北上し、東北地方も大雨になった。また、暖かい湿った空気が充満していて、時折上空に寒気も流れ込んできたので、局地的豪雨もあった。
ついでに、この夏の長期予報を挙げておきます。
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【7月9日~8月8日まで】
全国的に、平年より気温が高くなる確率が非常に高いようです。
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【8月】
全国的に平年並みの暑さの確率が高いとのことです。平年並みですから、普通に暑いということですね。
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【9月】
9月も全国的に平年より暑いという予報です。
この予報図で気をつけなくてはいけないことは、図の暖色が強いほどその地点で平年より高いということで、暖色が強ければ強いほど気温が高いということを示しているのではありません。
分かりにくいですね。よい例があるので挙げておきます。
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これは7月9日~15日の予報図です。
近畿以北は紫色(赤より強い(高い))ですが、一見すると九州より北日本の方が暑いと思ってしまいそうです。
現在の梅雨前線が北上して太平洋高気圧に覆われ夏の天気です。例年、この時期は九州地方は梅雨明けしていることも多いです。逆に北日本は梅雨の最中のことが多いです。なので、北日本の方が平年と比べた気温は高くなる可能性が非常に高くなっているというわけです。
私としては、こんな相対的で、「外れた」と指摘されにくい予報より、最高気温の平均値など実数で表現してほしいです。
まあ、今年の場合は、予報が外れて冷夏の方が有難いですよね。
暑いじゃないですか!
確か、節電や電力制限が話題になった時、気象庁は確か、「今年も暑い夏ですが、昨年ほどの猛暑にはならないでしょう」と記憶していますが……気のせい?気の迷い?…しかも、夏が来るの早くない?
今年の福井の梅雨入りは6月16日(平年より4日遅く、昨年より3日遅い)で、梅雨明けは7月9日(平年より15日早く、昨年より8日早い)と短い梅雨(平年41日間、今年22日間)だった。
梅雨入り後も曇りがちの日が続いたが、22日までの1週間はほとんど降水はなかった。その後は降水もある程度記録したが、日照もあり21日から7月4日まで連日30℃~33℃の日が続いた(7月2日のみ29.5℃)。
まとまった降水は1日13.5ミリ、4日43ミリ、7日80.5ミリのみ。しかも、暖かい湿った空気が入り込み、昼間の日照による上昇気流で雨雲が発達する夕立タイプの降雨で、夜間の雨が多かった。
という訳で、昼の日照があったので、気温は非常に高い日々が続いた。5日以降の気温は5日と7日が27~28℃であったが、その他の日は32℃を超え、特に大雨だった7日の翌日からは夏空になり35~36℃まで上がり、早くも猛暑。北陸の梅雨明け発表は9日だが、福井は実質8日と言える。
さて、長々と梅雨の状況を述べたが、その理由ははずれ気味の気象情報への「いちゃもん」である。
冒頭の長期予報もはずれ気味。
さらに、福井の週間予報は外れっぱなし。週間予報は雨マークのオンパレードが続いた。しかし、実質は昼間は晴れて夜少し降る程度。気象庁としては「雨は降ったじゃないか」と主張できるかもしれないが、昼間、日が射して傘は要らない状態なので、外れと言っていい。
だいたい、行事を予定していて、雨マークが出ていたら、雨天時に備えた準備や内容変更をしなければならない。精度の低い予報は、「予報を出さない」より劣る。
気象庁の予報の的中結果の判断は甘いです。外れるのは仕方ないにしても、その甘い自己採点を改めないと精度は上がらない。
降水確率なんて意味のない予報(降水確率50%というのはその日(あるいはその時間)に1ミリ以上の雨が降る確率が50%という意味で、平たく言えば「雨が降るか降らないかは半分半分」と言っていることになる)より、この予報が当たる自信の確率を出してほしい。
日本全体の今年の梅雨は、梅雨入り後すぐ、梅雨後期や末期の気圧配置が続き、活発な梅雨前線が九州地方に掛かり豪雨が続いた。
また、一時的に梅雨明け状態になり、梅雨前線が東北地方まで北上し、東北地方も大雨になった。また、暖かい湿った空気が充満していて、時折上空に寒気も流れ込んできたので、局地的豪雨もあった。
ついでに、この夏の長期予報を挙げておきます。
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【7月9日~8月8日まで】
全国的に、平年より気温が高くなる確率が非常に高いようです。
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【8月】
全国的に平年並みの暑さの確率が高いとのことです。平年並みですから、普通に暑いということですね。
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【9月】
9月も全国的に平年より暑いという予報です。
この予報図で気をつけなくてはいけないことは、図の暖色が強いほどその地点で平年より高いということで、暖色が強ければ強いほど気温が高いということを示しているのではありません。
分かりにくいですね。よい例があるので挙げておきます。
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これは7月9日~15日の予報図です。
近畿以北は紫色(赤より強い(高い))ですが、一見すると九州より北日本の方が暑いと思ってしまいそうです。
現在の梅雨前線が北上して太平洋高気圧に覆われ夏の天気です。例年、この時期は九州地方は梅雨明けしていることも多いです。逆に北日本は梅雨の最中のことが多いです。なので、北日本の方が平年と比べた気温は高くなる可能性が非常に高くなっているというわけです。
私としては、こんな相対的で、「外れた」と指摘されにくい予報より、最高気温の平均値など実数で表現してほしいです。
まあ、今年の場合は、予報が外れて冷夏の方が有難いですよね。