(暑さに敗れて、記事更新をさぼってしまい、あれこれ書きたい記事が脳内で浮遊しています)
らんまん 第18週「ヒメスミレ」は悲しすぎる展開
悲しさ1――田邊教授の暴虐(万太郎の書いたムジナモの論文に、自分の名がなかったことに激怒、万太郎に大学への出入りを禁じる他、いろいろ嫌がらせを…)
確かに、田邊教授の助言は「ムジナモ論文」の大きな手助けとなったが、“共著”で名を連ねるなんて図々しいだろう。せめて、“協力”ぐらいだ。
・大学への出入り禁止
・万太郎が採取・作成した標本を大学に寄贈させる(取り上げる)
・万太郎が利用している書物・書籍・標本の返還
・万太郎の夢『植物大図鑑』を自分が手掛けると宣言
《身分がない万太郎に、大学の資料・資材を使わせてやったのだから、当然の処置》だというが、万太郎の大学や田邊教授への貢献は、遥かにそれ(田邊の主張するモノ)を上回る
特に、名誉欲だけで、植物学への愛などない田邊が、万太郎の夢の植物図鑑を取り上げるのは、大いなる嫌がらせとしか思えない。万太郎への嫉妬心による暴虐……本当に、“ちっちぇ~男”(小さい男)である
悲しさ2――峰屋で腐造(火落ち)が発生
「腐造」……仕込み中の酒に火落菌(特殊な乳酸菌の一種)が繁殖(=火落ち)、大幅に品質が損なわれること。
腐造した酒は廃棄。しかし、造石税や酒税を納めなければならず、峰屋は廃業に追い込まれた。
造石税……酒造りが終わった時点で酒造業者に課される税。 酒造業者は酒の売上に関わらず一定の金額を納めなければならない。
腐造を起こしたことによる信用の失墜も大きいだろう。
腐造が発生し、峰屋の廃業が見えた綾だが、杜氏の親方・寅松を責めず、心身を案じ、「馬鹿な事(命を絶つ)は、するなと」釘をさす。……なんて気丈な。
峰屋の惨状に、分家たちは、綾たちの業績を認める言葉を述べ、励ます……ちょっと報われた。分家のバカ息子も、けっこういい奴だった。
悲しさ3――園子の夭折
裸足でよちよち歩く姿、空にかざす小さな手……幻想的な映像
空が青く…。ヒメスミレが咲く季節に………
はしかに罹患……わずか三日で園子は天国に旅立ってしまった。(“わずか三日”と書いたが、高熱で三日間は辛かったろうに)
らんまん 第18週「ヒメスミレ」は悲しすぎる展開
悲しさ1――田邊教授の暴虐(万太郎の書いたムジナモの論文に、自分の名がなかったことに激怒、万太郎に大学への出入りを禁じる他、いろいろ嫌がらせを…)
確かに、田邊教授の助言は「ムジナモ論文」の大きな手助けとなったが、“共著”で名を連ねるなんて図々しいだろう。せめて、“協力”ぐらいだ。
・大学への出入り禁止
・万太郎が採取・作成した標本を大学に寄贈させる(取り上げる)
・万太郎が利用している書物・書籍・標本の返還
・万太郎の夢『植物大図鑑』を自分が手掛けると宣言
《身分がない万太郎に、大学の資料・資材を使わせてやったのだから、当然の処置》だというが、万太郎の大学や田邊教授への貢献は、遥かにそれ(田邊の主張するモノ)を上回る
特に、名誉欲だけで、植物学への愛などない田邊が、万太郎の夢の植物図鑑を取り上げるのは、大いなる嫌がらせとしか思えない。万太郎への嫉妬心による暴虐……本当に、“ちっちぇ~男”(小さい男)である
悲しさ2――峰屋で腐造(火落ち)が発生
「腐造」……仕込み中の酒に火落菌(特殊な乳酸菌の一種)が繁殖(=火落ち)、大幅に品質が損なわれること。
腐造した酒は廃棄。しかし、造石税や酒税を納めなければならず、峰屋は廃業に追い込まれた。
造石税……酒造りが終わった時点で酒造業者に課される税。 酒造業者は酒の売上に関わらず一定の金額を納めなければならない。
腐造を起こしたことによる信用の失墜も大きいだろう。
腐造が発生し、峰屋の廃業が見えた綾だが、杜氏の親方・寅松を責めず、心身を案じ、「馬鹿な事(命を絶つ)は、するなと」釘をさす。……なんて気丈な。
峰屋の惨状に、分家たちは、綾たちの業績を認める言葉を述べ、励ます……ちょっと報われた。分家のバカ息子も、けっこういい奴だった。
悲しさ3――園子の夭折
裸足でよちよち歩く姿、空にかざす小さな手……幻想的な映像
空が青く…。ヒメスミレが咲く季節に………
はしかに罹患……わずか三日で園子は天国に旅立ってしまった。(“わずか三日”と書いたが、高熱で三日間は辛かったろうに)