うぐひすの こぞのやどりの ふるすとや われにはひとの つれなかるらむ
鶯の 去年の宿りの ふるすとや われには人の つれなかるらむ
よみ人知らず
鶯が去年宿った古巣のように、私は古びた女だというので、あの人はつれない態度をとるのだろうか。
「ふるす」は「古巣」と「古す(古くする、使い古す意)」の掛詞ですね。「人」はここでは、作者が思いを寄せる特定の人を指しています。いとしい人が自分から離れていくことを詠んだ悲しい歌ですね。
うぐひすの こぞのやどりの ふるすとや われにはひとの つれなかるらむ
鶯の 去年の宿りの ふるすとや われには人の つれなかるらむ
よみ人知らず
鶯が去年宿った古巣のように、私は古びた女だというので、あの人はつれない態度をとるのだろうか。
「ふるす」は「古巣」と「古す(古くする、使い古す意)」の掛詞ですね。「人」はここでは、作者が思いを寄せる特定の人を指しています。いとしい人が自分から離れていくことを詠んだ悲しい歌ですね。