流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

徳山港フェリーターミナル

2015-08-02 | 港湾・船舶
徳山港フェリーターミナルは、徳山下松港徳山地区に位置する港湾施設です。
徳山下松港は、山口県周南市・下松市・光市にわたる港湾です。
瀬戸内工業地域の一角である周南コンビナート地帯や周辺の工場群と各地を結ぶ拠点港湾として機能しています。

JR西日本・徳山駅南側に隣接している徳山地区は、コテナターミナルが整備されており、山口県内の港の中で
最大のコンテナ取扱量を誇ります
また、原油の搬入・石油化学製品の搬出もこの地区から行われています。


『人間魚雷「回天」実物大模型』展示場
本展示品は、平成18年9月に公開された映画「出口のない海」の撮影に使用された実物大の模型です。


大津島へ向かうフェリー乗り場の導線上に展示されています。


大津島では、映画「出口のない海」のロケが行われました。


「回天(かいてん)」は、旧海軍が開発した人間魚雷です。


「回天」という名称は、旧海軍・大森仙太郎少将が幕末期の軍艦「回天丸」から取って命名しました。


開発に携わった旧海軍・黒木博司中尉は『天を回らし戦局を逆転させる』という意味で「回天」という言葉
を使っていたとのこと。


徳山港フェリーターミナルビル(周南市築港町)


同ビル内には、大津島への離島航路を運航する大津島巡航の事務所があります。


大津島行きフェリー乗船券売場


大津島のお土産品


映画ポスター「出口のない海」(公開:平成18年9月16日)


本映画は太平洋戦争時、回天特別攻撃隊で出撃した若者の姿を描いた作品です。


本映画の原作は、小説家・横山秀夫氏の同名小説です。


戦闘場面をほとんど描かずに主人公らの繰り広げるドラマをメインとしています。


『1945年(昭和20年)夏 最後の秘密兵器 人間魚雷「回天」』(模型)


漫画「特攻の島」(平成16年から不定期連載)
漫画家・佐藤 秀峰氏による作品です。
大東亜戦争末期当時の回天特別攻撃隊を扱った漫画です。


大津島行き乗り場


大津島巡航・客船「回天」(代替船)
大津島で行われるイベント時にチャーター船・臨時船として就航しているとのこと。


大津島巡航・客船「鼓海Ⅱ」(主船)
徳山港から沖合い約10キロに位置する大津島(4港)の間を就航しています。


山口県漁業取締船・YG2-333「せきしょう」
竣工:平成21年10月10日、総トン数:61トン
推進:ウオータージェット方式、速力:40ノット以上
同船は密漁などを防止・摘発し、水産資源を保護する任務を持っています。


山口県公害漁業調査船・YG2-800「せと」
建造:平成8年、乗組員:5名
総トン数:30トン、速力:25ノット(時速約45キロ)
同船は、環境省や山口県が決めた地点の海水や海の底の土の採取“公害調査業務”及び赤潮の監視や採水
“漁業調査業務”を任務としています。


スオーナダフェリー「ニューくにさき」(総トン数:725トン)


同船は、周南市に本拠を置く海運会社「周防灘フェリー」により運航しています、


徳山港から竹田津港(大分県国東市)を約2時間(海上距離48キロ)で結んでいます。


同航路は1日5往復就航し、深夜便の終夜運航も行っています。


同船は出航するため離岸します。


そのまま後進します。


沖合いにて、船首は進行方向へと回頭します。


竹田津港へ向けて出航しました。
♪(*●´▽)ノ行ってらっしゃぃ

次回は乗船して、観光地へと出掛けたいですね。
楽しめる港湾施設でした。ありがとうございました。
ヾ(´・ω・)ノ{+++THANK YOω+++}ヽ(・ω・`)ノ

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2 コメント

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○ありがとうございます。 (ESPER)
2015-08-12 08:33:13
>おっさん さん
暑中お見舞い申し上げます。
貴重なお話しありがとうございます。
大津島には必ず訪問したいと思ってます。
行ったら何か出来るわけじゃないですが、知っておく事が大事だと考えます。
返信する
Unknown (おっさん)
2015-08-11 21:49:17
コメントがうまく書き込めていなかったようです。
回天と聞くと以前の勤務先にアルバイトとして来られていた年配の方を思い出します。
飛行兵として100時間ぐらい飛んだと仰っていたでしょうか?
身体が小さいという理由で回天へ転属になったそうです。
なぜなら海中での機動が3次元で航空機と同じだからだそうです。
出撃は沖縄海域を想定しての訓練だったそうで海底地形は忘れられないそうです。
また自分が小さい頃、隣に住んでおられたおじさんも航空兵だったそうで終戦がもう少し遅れていたら特攻に出ていたそうです。
どちらも、もっとお話を聞いておくべきでした。
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