こまつの杜は、石川県小松市に所在する株式会社小松製作所の施設です。
平成23年(2011年)5月13日、小松製作所創立90周年を記念し工場跡地に誕生しました。
その後、令和3年(2021年)には小松製作所創立100周年を機にリニューアルされました。
当施設は、里山での自然観察、わくわくコマツ館での理科・ものづくり教室、小学校向け社会科見学などを通して、地域の子どもの健全な育成と自然環境の保全を目的に、
わくわくコマツ館とNPO法人みどりのこまつスクスク会が共同で運営しています。
当地は、JR西日本・小松駅東口側にあります。
「竹内明太郎之像」(たけうち めいたろう)
土佐・宿毛(現在:高知県宿毛市)の出身。小松製作所の創業者。
大正11年(1921年)5月21日、小松市八日市(現在:こまつの杜)に小松製作所を設立。
日本の機械工業の基礎を築いた一人と言われています。
小松製作所は東京都港区赤坂に本社を置く、日本の建設機械・鉱山機械のメーカーです。
呼称としてカタカナ表記の『コマツ』を用いています。
社名にある『小松』は、創業の地である石川県小松市に由来しています。
<わくわくコマツ歴史館>
同館は、旧本社事務所を復元した2階建ての建物です。
昭和5年(1930年)に建設され、平成8年(1996年)に解体するまで此の地で稼働していた木造建物です。
1階には、創業期から現在に至る100年の歴史の全体像を紹介する展示とシアターがあります。
各時代で転機となった出来事や技術・製品にまつわる展示をしています。
2階には、小松製作所の企業理念として掲げる『コマツウェイ』を紹介する展示コーナーがあります。
他にも創業100年の歴史を様々な視点から見ることができる「ヒストリーウォール」や「インデックステーブル」が展示されています。
<小松製作所最古のトラクター>
農耕用トラクター「T25」
昭和11年(1936年)8月、旧小松工場(現在:小松市こまつの杜)において製造
農地開墾用として昭和7年(1932年)から昭和18年(1943年)までに238台を生産
自社製4気筒の縦型水冷ガソリンエンジンを備え、最大けん引力2トン
運転整備重量:2,600kg、全高:1,390mm、全長:2,680mm、全幅:1,270mm
当時としては、堂々たる性能を有したトラクターであったとのこと。
現時点において、国内外を問わず最も古いトラクターです。
<コマツを支えた建機たち>
小松製作所を支えた建設機械の実物6台が展示されています。
農耕用軽自動車・コマツユニカ「LT1200」製造:昭和39年(1964年)
箱箱を積んで小型トラックとなり、トレーラ―けん引での荷物運搬を可能としました。
ブルドーザー「D50-2・16号機」製造:昭和24年(1949年)
第2次政界大戦後に開発され、日本国内における『ブルドーザーの祖』と言われています。
ブルドーザ装置付バケットローダ「D50-8型」製造:昭和32年(1957年)
油圧式ではなくケーブル式を採用し、ワイヤーケーブルの巻き上げ・下ろしにより前面の排土板を動かします。
ドーザーショベル「D50-S8型・1号機」製造:昭和33年(1958年)
トラックへの積み込み時に接触する欠点を解決したドーザーショベルです。
ブルドーザー「D50A〔A〕実験車・10672号機」製造:昭和36年(1961年)
外国製に負けない性能や耐久性の向上を目指して製造したブルドーザーです。
ホイールローダ「JH30B」製造::昭和40年(1965年)
タイヤで走行することでスムーズなターンや走行速度の向上を実現しました。
展示されている建設機械は『いしかわものづくり産業遺産』に登録されています。
見どころ満載の楽しい施設でした。
小松製作所の歴史を通じて、日本が持つ素晴らしい技術力を再認識できました。
コマツ発祥の地において出会えた事に感謝です。
ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"
平成23年(2011年)5月13日、小松製作所創立90周年を記念し工場跡地に誕生しました。
その後、令和3年(2021年)には小松製作所創立100周年を機にリニューアルされました。
当施設は、里山での自然観察、わくわくコマツ館での理科・ものづくり教室、小学校向け社会科見学などを通して、地域の子どもの健全な育成と自然環境の保全を目的に、
わくわくコマツ館とNPO法人みどりのこまつスクスク会が共同で運営しています。
当地は、JR西日本・小松駅東口側にあります。
「竹内明太郎之像」(たけうち めいたろう)
土佐・宿毛(現在:高知県宿毛市)の出身。小松製作所の創業者。
大正11年(1921年)5月21日、小松市八日市(現在:こまつの杜)に小松製作所を設立。
日本の機械工業の基礎を築いた一人と言われています。
小松製作所は東京都港区赤坂に本社を置く、日本の建設機械・鉱山機械のメーカーです。
呼称としてカタカナ表記の『コマツ』を用いています。
社名にある『小松』は、創業の地である石川県小松市に由来しています。
<わくわくコマツ歴史館>
同館は、旧本社事務所を復元した2階建ての建物です。
昭和5年(1930年)に建設され、平成8年(1996年)に解体するまで此の地で稼働していた木造建物です。
1階には、創業期から現在に至る100年の歴史の全体像を紹介する展示とシアターがあります。
各時代で転機となった出来事や技術・製品にまつわる展示をしています。
2階には、小松製作所の企業理念として掲げる『コマツウェイ』を紹介する展示コーナーがあります。
他にも創業100年の歴史を様々な視点から見ることができる「ヒストリーウォール」や「インデックステーブル」が展示されています。
<小松製作所最古のトラクター>
農耕用トラクター「T25」
昭和11年(1936年)8月、旧小松工場(現在:小松市こまつの杜)において製造
農地開墾用として昭和7年(1932年)から昭和18年(1943年)までに238台を生産
自社製4気筒の縦型水冷ガソリンエンジンを備え、最大けん引力2トン
運転整備重量:2,600kg、全高:1,390mm、全長:2,680mm、全幅:1,270mm
当時としては、堂々たる性能を有したトラクターであったとのこと。
現時点において、国内外を問わず最も古いトラクターです。
<コマツを支えた建機たち>
小松製作所を支えた建設機械の実物6台が展示されています。
農耕用軽自動車・コマツユニカ「LT1200」製造:昭和39年(1964年)
箱箱を積んで小型トラックとなり、トレーラ―けん引での荷物運搬を可能としました。
ブルドーザー「D50-2・16号機」製造:昭和24年(1949年)
第2次政界大戦後に開発され、日本国内における『ブルドーザーの祖』と言われています。
ブルドーザ装置付バケットローダ「D50-8型」製造:昭和32年(1957年)
油圧式ではなくケーブル式を採用し、ワイヤーケーブルの巻き上げ・下ろしにより前面の排土板を動かします。
ドーザーショベル「D50-S8型・1号機」製造:昭和33年(1958年)
トラックへの積み込み時に接触する欠点を解決したドーザーショベルです。
ブルドーザー「D50A〔A〕実験車・10672号機」製造:昭和36年(1961年)
外国製に負けない性能や耐久性の向上を目指して製造したブルドーザーです。
ホイールローダ「JH30B」製造::昭和40年(1965年)
タイヤで走行することでスムーズなターンや走行速度の向上を実現しました。
展示されている建設機械は『いしかわものづくり産業遺産』に登録されています。
見どころ満載の楽しい施設でした。
小松製作所の歴史を通じて、日本が持つ素晴らしい技術力を再認識できました。
コマツ発祥の地において出会えた事に感謝です。
ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"
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