![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/8b/469aa6532e65a64925c3e3f3437b708e.jpg)
こまつの杜は、石川県小松市に所在する株式会社小松製作所の施設です。
平成23年(2011年)5月13日、小松製作所創立90周年を記念し工場跡地に誕生しました。
その後、令和3年(2021年)には小松製作所創立100周年を機にリニューアルされました。
当施設は、里山での自然観察、わくわくコマツ館での理科・ものづくり教室、小学校向け社会科見学などを通して、地域の子どもの健全な育成と自然環境の保全を目的に、
わくわくコマツ館とNPO法人みどりのこまつスクスク会が共同で運営しています。
当地は、JR西日本・小松駅東口側にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/45/44fb5021a0497e6311c070199c6c3f08.jpg)
「竹内明太郎之像」(たけうち めいたろう)
土佐・宿毛(現在:高知県宿毛市)の出身。小松製作所の創業者。
大正11年(1921年)5月21日、小松市八日市(現在:こまつの杜)に小松製作所を設立。
日本の機械工業の基礎を築いた一人と言われています。
小松製作所は東京都港区赤坂に本社を置く、日本の建設機械・鉱山機械のメーカーです。
呼称としてカタカナ表記の『コマツ』を用いています。
社名にある『小松』は、創業の地である石川県小松市に由来しています。
<わくわくコマツ歴史館>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/50/7265160c521e1caaa41a2cb7db5dc462.jpg)
同館は、旧本社事務所を復元した2階建ての建物です。
昭和5年(1930年)に建設され、平成8年(1996年)に解体するまで此の地で稼働していた木造建物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/6e/b9f0e407f8c2b1b0fd4b5fd477e0f9d7.jpg)
1階には、創業期から現在に至る100年の歴史の全体像を紹介する展示とシアターがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/9a/39467beaf5425c42fea3c97f402120f4.jpg)
各時代で転機となった出来事や技術・製品にまつわる展示をしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/12/c698074670006e425d712d3d1069728a.jpg)
2階には、小松製作所の企業理念として掲げる『コマツウェイ』を紹介する展示コーナーがあります。
他にも創業100年の歴史を様々な視点から見ることができる「ヒストリーウォール」や「インデックステーブル」が展示されています。
<小松製作所最古のトラクター>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/d0/7c7331fd53a3c24a9fbbf2b5ff08e34d.jpg)
農耕用トラクター「T25」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/3b/30f345e78b6ff3bbfdd821d751ceeb17.jpg)
昭和11年(1936年)8月、旧小松工場(現在:小松市こまつの杜)において製造
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d8/cd112405e87d7e2bd8fd4fd392587264.jpg)
農地開墾用として昭和7年(1932年)から昭和18年(1943年)までに238台を生産
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/70/2d1fb7f13bf6dba8e5a9ea774f2440ab.jpg)
自社製4気筒の縦型水冷ガソリンエンジンを備え、最大けん引力2トン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/82/c7de54e2c4967b97d0348f85bd912ebc.jpg)
運転整備重量:2,600kg、全高:1,390mm、全長:2,680mm、全幅:1,270mm
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/4c/53b561e42b2ec224aadc29df1829e463.jpg)
当時としては、堂々たる性能を有したトラクターであったとのこと。
現時点において、国内外を問わず最も古いトラクターです。
<コマツを支えた建機たち>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/7f/9dd48015129150dc267b686419e14714.jpg)
小松製作所を支えた建設機械の実物6台が展示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/74/7da00a9a2948c93ecf039d825eeede91.jpg)
農耕用軽自動車・コマツユニカ「LT1200」製造:昭和39年(1964年)
箱箱を積んで小型トラックとなり、トレーラ―けん引での荷物運搬を可能としました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/7b/75c58a71dfe5be158ea0f8414751ba84.jpg)
ブルドーザー「D50-2・16号機」製造:昭和24年(1949年)
第2次政界大戦後に開発され、日本国内における『ブルドーザーの祖』と言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/b5/f93d372e3273c76b1a2619e6e8f998ec.jpg)
ブルドーザ装置付バケットローダ「D50-8型」製造:昭和32年(1957年)
油圧式ではなくケーブル式を採用し、ワイヤーケーブルの巻き上げ・下ろしにより前面の排土板を動かします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/f4/85c5d1ddba96a1a10cf99d42213d1d05.jpg)
ドーザーショベル「D50-S8型・1号機」製造:昭和33年(1958年)
トラックへの積み込み時に接触する欠点を解決したドーザーショベルです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/14/ed2287e703e5828c938b64940450409c.jpg)
ブルドーザー「D50A〔A〕実験車・10672号機」製造:昭和36年(1961年)
外国製に負けない性能や耐久性の向上を目指して製造したブルドーザーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/5a/6cd578bab41edc8b2a385692fb93d68a.jpg)
ホイールローダ「JH30B」製造::昭和40年(1965年)
タイヤで走行することでスムーズなターンや走行速度の向上を実現しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/53/6a8be93817c6d23fa084a45bff31ed65.jpg)
展示されている建設機械は『いしかわものづくり産業遺産』に登録されています。
見どころ満載の楽しい施設でした。
小松製作所の歴史を通じて、日本が持つ素晴らしい技術力を再認識できました。
コマツ発祥の地において出会えた事に感謝です。
ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"
平成23年(2011年)5月13日、小松製作所創立90周年を記念し工場跡地に誕生しました。
その後、令和3年(2021年)には小松製作所創立100周年を機にリニューアルされました。
当施設は、里山での自然観察、わくわくコマツ館での理科・ものづくり教室、小学校向け社会科見学などを通して、地域の子どもの健全な育成と自然環境の保全を目的に、
わくわくコマツ館とNPO法人みどりのこまつスクスク会が共同で運営しています。
当地は、JR西日本・小松駅東口側にあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/45/44fb5021a0497e6311c070199c6c3f08.jpg)
「竹内明太郎之像」(たけうち めいたろう)
土佐・宿毛(現在:高知県宿毛市)の出身。小松製作所の創業者。
大正11年(1921年)5月21日、小松市八日市(現在:こまつの杜)に小松製作所を設立。
日本の機械工業の基礎を築いた一人と言われています。
小松製作所は東京都港区赤坂に本社を置く、日本の建設機械・鉱山機械のメーカーです。
呼称としてカタカナ表記の『コマツ』を用いています。
社名にある『小松』は、創業の地である石川県小松市に由来しています。
<わくわくコマツ歴史館>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/50/7265160c521e1caaa41a2cb7db5dc462.jpg)
同館は、旧本社事務所を復元した2階建ての建物です。
昭和5年(1930年)に建設され、平成8年(1996年)に解体するまで此の地で稼働していた木造建物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/6e/b9f0e407f8c2b1b0fd4b5fd477e0f9d7.jpg)
1階には、創業期から現在に至る100年の歴史の全体像を紹介する展示とシアターがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/9a/39467beaf5425c42fea3c97f402120f4.jpg)
各時代で転機となった出来事や技術・製品にまつわる展示をしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/12/c698074670006e425d712d3d1069728a.jpg)
2階には、小松製作所の企業理念として掲げる『コマツウェイ』を紹介する展示コーナーがあります。
他にも創業100年の歴史を様々な視点から見ることができる「ヒストリーウォール」や「インデックステーブル」が展示されています。
<小松製作所最古のトラクター>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/d0/7c7331fd53a3c24a9fbbf2b5ff08e34d.jpg)
農耕用トラクター「T25」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/3b/30f345e78b6ff3bbfdd821d751ceeb17.jpg)
昭和11年(1936年)8月、旧小松工場(現在:小松市こまつの杜)において製造
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/d8/cd112405e87d7e2bd8fd4fd392587264.jpg)
農地開墾用として昭和7年(1932年)から昭和18年(1943年)までに238台を生産
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/70/2d1fb7f13bf6dba8e5a9ea774f2440ab.jpg)
自社製4気筒の縦型水冷ガソリンエンジンを備え、最大けん引力2トン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/82/c7de54e2c4967b97d0348f85bd912ebc.jpg)
運転整備重量:2,600kg、全高:1,390mm、全長:2,680mm、全幅:1,270mm
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/4c/53b561e42b2ec224aadc29df1829e463.jpg)
当時としては、堂々たる性能を有したトラクターであったとのこと。
現時点において、国内外を問わず最も古いトラクターです。
<コマツを支えた建機たち>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/7f/9dd48015129150dc267b686419e14714.jpg)
小松製作所を支えた建設機械の実物6台が展示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/74/7da00a9a2948c93ecf039d825eeede91.jpg)
農耕用軽自動車・コマツユニカ「LT1200」製造:昭和39年(1964年)
箱箱を積んで小型トラックとなり、トレーラ―けん引での荷物運搬を可能としました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/7b/75c58a71dfe5be158ea0f8414751ba84.jpg)
ブルドーザー「D50-2・16号機」製造:昭和24年(1949年)
第2次政界大戦後に開発され、日本国内における『ブルドーザーの祖』と言われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/b5/f93d372e3273c76b1a2619e6e8f998ec.jpg)
ブルドーザ装置付バケットローダ「D50-8型」製造:昭和32年(1957年)
油圧式ではなくケーブル式を採用し、ワイヤーケーブルの巻き上げ・下ろしにより前面の排土板を動かします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/f4/85c5d1ddba96a1a10cf99d42213d1d05.jpg)
ドーザーショベル「D50-S8型・1号機」製造:昭和33年(1958年)
トラックへの積み込み時に接触する欠点を解決したドーザーショベルです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/14/ed2287e703e5828c938b64940450409c.jpg)
ブルドーザー「D50A〔A〕実験車・10672号機」製造:昭和36年(1961年)
外国製に負けない性能や耐久性の向上を目指して製造したブルドーザーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/5a/6cd578bab41edc8b2a385692fb93d68a.jpg)
ホイールローダ「JH30B」製造::昭和40年(1965年)
タイヤで走行することでスムーズなターンや走行速度の向上を実現しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/53/6a8be93817c6d23fa084a45bff31ed65.jpg)
展示されている建設機械は『いしかわものづくり産業遺産』に登録されています。
見どころ満載の楽しい施設でした。
小松製作所の歴史を通じて、日本が持つ素晴らしい技術力を再認識できました。
コマツ発祥の地において出会えた事に感謝です。
ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"
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