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+ 萩の川・・・ 橘曙覧の歌  小室直樹博士を追悼する~ 資本主義の精神と革新

2010年10月05日 18時23分18秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

 

 

 

 

  白萩の  花を定めぬ  しぶきかな 

     梅士 Baishi

 

 

 

 

 

  萩の花の群生は、滝の飛沫のようである。

 

 夏には花が少ない

 その流を受けて、秋にも花が少ない。

 どれも、地味な山野草の花が主流である。

 その中で、残暑を潜り抜けた萩、桔梗、そして彼岸前後の曼珠沙華

が秋の色彩というべきか。

 山が色づくにはまだ早い季節である。

 

 さて、今日は台風の吹き返しのように咳き込んで体力を消耗した。

 なかなかすっきりとしない体調にじれったくなる。

 三年分の風邪をひいたという風である。

 

 この吹き返しの咳には注意しなければならない。

 一種、誤嚥性肺炎と同じような被害をもたらしかねないからだ。

 肺炎を引き起こすのは、ウィルスだけではない。

 痰などの異物が気管を刺激すれば起こりうる症状である。

 

 尖閣列島領海侵犯の中国武装漁船の船長解放問題をゼミのテーマ

にして発表してもらったが、その解説にまるで戦闘状態のように咳き

込んでしまった。

 

 『国をおもひ 寝られざる夜の 霜の色

   月さす窓に 見る剣かな』

 

 橘曙覧(たちばなのあけみ)という、幕末の歌人であり、勤王の志士でもあっ

た方の歌だという。

 自分にも、その時がくるのかもしれないと思う。

 小室直樹先生の追悼にと読み返していた『資本主義のための革新」

という、2000年発刊の著作に紹介されている歌である。

 

 

 

 

 


 小室直樹博士を追悼する~ 資本主義の精神と革新 】 

 小室直樹先生が先月亡くなられていたそうである。

⇒ (ミントさんのブログ『巨星墜つ 小林直樹博士死去』より)
  
http://demosika.blog35.fc2.com/blog-entry-390.html

 

 親しんだ先生ではないが、天才肌の異色の経済学者、数学者として

関心を持って何冊かの本も買い込んでいた。

 単刀直入の本質論は天才的であって、NHKの御用タレント立花隆な

どが批判できるレベルではない。

 

 博士は、資本主義には精神がある、その精神には三つの側面があ

るとして、次の三つを掲げておられる。

 

 1. 労働それ自身を目的とする精神(自立・勤労の精神というべきか)

 2. 目的合理的精神(自助努力の精神と言ってもいいのだろうか)

 3. 利子・利潤の正当化(経済発展の精神と言ってもいいのだろうか)

 

 資本主義の精神とは、キリスト教的経済発展の原理として、ローマ

法王庁の中世的支配に取って代わったキリスト教改革的価値観であ

る。

 しかし、その問題意識自体が小さく、普遍性を持ち得ない限界に来

ていると思われる。

 

 そこで示されつつあるのが、幸福の科学的経済発展の原理である。

 いずれにしても、経済発展の原理には神の御心に叶うという正当性

が欠かせない。

 唯物論経済の原理(共産主義・社会主義)は貧乏神の論理である。

 経済の発展とは、物欲が満たされるということではない。

 精神的豊かさが発展する、人間関係の豊かさが発展するということ

が欠かせないところに、肝心要があるのではないか。 

 

 そうした歴史的転換点において、博士がこの世を去られたのは惜し

いことではある。

 戦後日本の社会主義の欺瞞に抗してこられた戦士であったという称

賛を送りたい。

 

 また、時代の歯車がカチンと音を立てた。

 

 合掌 
  

 

         立憲女王国・神聖九州やまとの国

          梅士 Baishi        

          

 

  

 


 

  

 

 

 

 

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