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+ 坊主の秋イカ釣り・・・ 鷹島から黒島へ  日本漁業イノベーションへの提言

2010年10月16日 08時40分55秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

黒島海域の夜明け

      

 秋イカの  墨染めもなき  坊主かな

   梅士 Baishi

 

 


 朝3時半出発、午前6時から12時間、つりをした

 場所は、蒙古襲来の激戦の島、鷹島からフェリーで渡

る黒島の防波堤である。

 狙いは、秋イカ。

 慣れないルアーフィッシングであったが、まあ、投げ

れば当然に釣れるのがイカだと思っていた。

 イメージは、イカ刺し、煮付け、から揚げ・・・。






 同行の釣りファイターたちが次々に大物を上げてゆく

中で、過去世の因縁カルマなのか、一人坊主だった。


 ウッソ~・・・。

 心が折れそ~・・・。


 天才的釣り師の戦闘意識がにわかに目覚めそうになる。

 偶然に釣れたアラカブさん、ごめんなさい。

 あなたの味噌汁、とってもおいしかったです。

 ああ、自分も、レプタリアンなのだろうか・・・。

 合掌

 
 

偶然に釣れたアラカブ 

 

 日本漁業への問題提起 】 

 日本は国の隅々まで豊かな国だと思う。

 津々浦々、立派な漁船が係留されている。

 もうからないといいながら、猟師町には立派な屋敷が

建ち、おいしい魚を食べて、整備された漁港におらが村

の暮らしをしている。

 私の祖父は戦時の動乱で貧乏をしたとはいえ、元網元

であり、その後、魚屋に転じたらしい。

 その意味で、わたしにも漁師の血が流れている。

 できれば、誉ある海族の末裔でありたいとも思う。

 海に育ち、元・小型船舶免許皆伝、海事代理士有資格

者というのも、その表れかもしれない。

 要するに、漁業にはいささか関心をもっている。


 坊主の釣りをしながら、漁師の話になった

 というのは、小型船舶免許をとっても、船を持ってい

なければ意味がない、中古漁船を安く買ってはどうか、

という話しの流れである。


 ところが、漁船は高値で取引されていて、なかなか手

に入らないのだという。

 漁師になりたいというサラリーマンからの転職希望者

が列を成しているのだという。


 漁師になるには漁業協働組合員権というべき漁師株が

必要である。

 事実上、新規会員を認めないそうだから、漁師を廃業

する人から、株を譲り受けなければならない。

 中古漁船、漁師株が大人気だということである。

 しかし、実際には漁をしなくてもお金が入るらしい。

 ばら撒き型の補助金ばかりではない。

 漁業補償が大きいのだ。

 特に、原子力発電所ができると、数百万円の補償金が

入るのだという。


 「実際、漁業権放棄してますよ。補助金や、補償金だ

けもらっているんですよ。」


 漁業を保護することの不条理、無駄、不公平を感じさ

せる話である。

 漁業に必要なことは、農業同様、自由化することと、

資源生産型(養殖漁業)を職業とするべきである


 すなわち、漁業イノベーションが必要だということだ。



ヒラマサの子・ヒラゴ 


 日本漁業イノベーションへの提言 】 

 天然資源の狩猟を特権的資格として職業保護をするこ

との最大の矛盾は、漁業資源の枯渇と職業の衰退という

ことにある。


 農業同様、格別の保護政策は、自由を奪い、創意工夫

を奪い、職業の発展を阻害してきた。

 国家政策としてその非は深く反省しなければならない

し、自由の誇りを見失ってきた漁師はその堕落を恥じな

ければならない。

 養われるべきは漁師ではなく、漁業資源である魚の方

なのだ。

 漁業は産業として、これからの食糧問題に役割を果た

さなければならないだろう。

 国は、大所高所から海洋資源確保の外交と投資をしな

ければならない。

 環境保全事業もあるだろう。


 漁業者は、天然資源を追うのではなく、工業的漁業、

すなわち、養殖にこそ活路を開くべきである。

 そのためにも、自由化すべきことである。

 企業の参入を募るべきなのだ。


 その研究開発をこそ、公共投資として国が先行するべ

きである。

 そうした、基本方針を明確に立てて、イノベーション

をしてほしい。

 漁協も、企業家精神を回復するべきである。

 多々、反省することがあるであろう。

 つりの楽しみは、環境教育、マナー教育、そして取り

締まりも必要であろうが、ストレス解消の為にも、一般

人に開放すればよいのではないか。
 
 以上、提言する。 
 


         

立憲女王国・神聖九州やまとの国

梅士 Baishi

 

小潮・半月の日暮れ 

 

 

  

 




  

コメント
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