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+ 萩の滝・・・ 「歌心」  「文化的天才に対する企業・国家の顧客責任」

2010年10月09日 08時13分27秒 | 立憲女王国・神聖・九州やまとの国

   

 

 

  萩の滝  渡りし風は  紫に

     梅士 Baishi

 

   わが裾衣  いかに染みしか 

        馬草 Magusa

 

 

 

 


 相聞歌が一対になった歌である。

 いかにも、情景が目に浮かぶ。

 久しぶりに馬草 Magusaが登場した。

 歌のときだけ現れる、妹のような、恋人のような、茶目っ気と才気

あふれる彼岸の岸辺に住む娘のイメージである。



 盆が過ぎて、せみ時雨がぱったりと止んだとき、「ああ、こんなにあ

ついのに、どうしていなくなるのだろう」とつぶやいていると、「三途の

川の並木道ではせみ時雨がにぎやかよ。せみ時雨も三途の川を渡

るのね。」と言っていた。



 彼岸花も、今を盛りと、三途の川の岸辺に真っ赤に咲いているの

かもしれない。

 私は、三途の川の渡し守をしていたのだろうか。
 
 そして、川の渡しの茶屋の娘と恋をしていたのだろうか・・・。
 


  お~いと  三途の川の  渡し守

     今日も多いのね  と手を振って 



 

 さあ、今日も舟を出すか。
 
 
  

 

 

 

 

 

 

 文化的天才に対する企業・国家の顧客責任 】 

 
 大川隆法著 幸福の科学出版刊『霊性と教育』の中に納められて

いるジャン・ジャック・ルソーの霊言を読み返しながら、天才を貧乏に

放置してはいけないということを痛感する。



 ルソーはエミールという代表著作で、左翼教員に愛読されているが、

競争社会不適合の正当化と、「一般意思」という思想を唯物論に悪

用されているということを嘆いておられた。

 ルソーの過去世は、ローマ皇帝マルクス・アウレリウスであるという。
 
 しかし、思想家として貧乏になると、子供を育てられず、まともな社

会人ではなかった。


 フランス革命に影響を与えながらも、その思想書自体は売れず、

赤貧洗うが如しだった。

 それが、反社会的な雰囲気をかもし出したのかもしれないと本人も

おっしゃる。
 

 しかし、断じて無神論ではないし、国家社会主義的教育をよしとは

していない。



 もっとも、もはやルソーの時代ではなく、カントの時代でもない。

 ローマ法王庁の中世的支配からの脱却という課題から生まれた思

想を現代に応用できるほど、その思想の本質を把握することはでき

ていないというべきであろう。

 その結果が、唯物論社会となり、国家社会主義の危機を招いてい

るのである。


 

 そういう大きな問題もあるが、ここで言いたいことは、天才というべ

き人材やその生み出す思想、芸術という、経済活動に不向きな文化

的人材を貧乏に汚染させてはならないということである。

 街にも音楽家がおり、絵描きがいるが、資産家でもなければ生活

が成り立ちがたい。

 そうであってはならないのではないか。



 だからといって、彼らを公務員にすると堕落する。

 彼らの活動を促し、よい果実を生み出してもらうためには、成功し

ている企業や国家が理解のある顧客となることである。


 演奏会は、公費で賄うとよい。

 これも、有益な公共投資である。

 天才的な思想家であれば、国家の研究機関に所属させればよい。


 美術については、地獄的なものが多いのでいかがかとは思うが、

本当に価値のある陶芸や絵画などには、積極的に美術館が購入

し、公務所に展示するなどの文化普及の公共投資をするとよい。

 建築においても、一流の空間デザインナーが育つような建築を促

進しなければならない。

 当面は、業者の良心・良識にゆだねられることではあろうが、機能

性とデザインは建築の両輪である。



 一切が、経済的な競争原理の中に育つわけではない。
 
 公共投資は増やすべき時期でもある。

 産業投資のほかに、文化的投資の柱を立てるべきである。

 教育の無償化こそは無駄金である。

 教育の堕落である。

 そうではなく、文化・芸術への公共投資を育てることにこそ肝要な

のではないか。


 ストレスの多い時代でもある。

 素晴らしい音楽を、もっと世の中に溢れさせてもよいのではないか。

 一見無駄と思えるものの中にこそ、心の余裕を生み出す豊かさが

あるということである。

 

 

         立憲女王国・神聖九州やまとの国

          梅士 Baishi        

          

 

 

 

 

  









 

  

 

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