ホトケノザ 地蔵のように べべを着て
梅士 Baishi
冬の季節、あぜ道に春を感じさせる野草がホトケノザである。
今年に入って、まだ一度も山野を歩いていないが、もうそろそろかも
しれない。
今日から二月である。
定休日の金曜日になったが、なぜか、山に出かけようという気持ち
が出てこない。
意外にも健康診断結果、肝機能に問題があるという。
γ-GTPが300を越えて暴騰していたのである。
デフレ下でも、騰貴するものは身近にあるらしい。
毎日汗を流して運動をしているが、毎日酒を飲んでいるのが悪いの
かも知れない。
最近、ビール、吟醸酒、バーボンロックと、酒量が増えていたかも知
れない。
時代劇で飯屋に入ると「おい、おやじ、酒をくれ」という台詞が常套句
である。
おそらくは作者の願望なのだろう。
少し、江戸時代の生活文化を研究する必要がありそうである。
内臓を悪くして、けだるく死ぬのはピンコロ精神に反する。
酒を控えると、よい眠りが得られるものだ。
減酒、ときどき断酒という方針に切り替えるとしよう。
上質の眠りはこの世を越えた幸福である。
書店で、意訳された「五輪の書」を読みかじった。
実践のなから修得された動き方、刀の持ち方、心構えなど、面白い。
これは、面接試験や口述試験などにも応用できるものである。
武蔵は、実戦では二刀流を使わなかったとも言われているが、五輪
書では本来刀は片手で持つものだとある。
大小二本差しているのに、一本はぶら下げているだけでは意味がな
いと。
既成概念にとらわれない柔軟な発想が見られる。
続きはまた、書店で読むとしよう。
その方が、集中するものである。
立ち読みは、読者が真剣で立ち合う実戦の場というべきかもしれない。
さて、農業の自由化は社会主義解体というべき世直しの柱である。
農協は、独占禁止法の例外として、金融、保険、流通などさまざまな
分野を一手に独占している。
銀行が保険を扱うことは禁止されているが、農協はその例外である。
官僚組織は、農林水産省より農協組織の方が大きいのではないか。
その大組織が、さまざまな特権と補助金を受けて潤っているのである。
これは、自由主義の原則に著しく違反する不公平である。
そもそも、専業農家でもない「農業従事者」にも補助金や特権、利権
が与えられているのは農業の発展にとっても弊害である。
農地の農地外転用はある程度制限する必要はあるだろうが、企業の
農業参入を妨げる形で農地売買を原則禁止しているのはどうみてもお
かしい。
農地に対する課税や、所得税についての事実上の免税も不公平で
ある。
農家は企業として扱うべきであり、一定の耕地面積や年商の基準を
設けて専業農家ないし、農業企業として農地解放を進めるべきである。
もはや、農家としての特権は許すべきではない。
その意味でも、農林水産省はいらないし、経済産業省で十分である。
これも、財政再建であり、産業発展政策である。
農地の宅地並み課税をするべきである。
農家は企業として扱うべきであり、補助金は必要ない。
それでやって行けないなら、農地を譲渡して離農し、農業企業に採用
してもらえばよい。
農協は特権を排除し、解体するべきである。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党