寒ゆるみ 胸襟開き 歩きたる
梅士 Baishi
今朝の気温は5℃、普通の冬であるが、風が春風のよう
にも感じられる。
春風を感じるとき、颯爽と歩きたい気分になる。
BS放送で『Sapeurs(サプール)』という、アフリカ、
コンゴの洒落者文化を紹介する番組を見た。
貧困な街中に出現する、鮮やかな彩りのブランドスー
ツを着こなして颯爽と闊歩する男達のかっこいい姿が新
鮮だった。
旧フランス植民地で、勤め人でも平均月収が2,3万
円という貧困にも関わらず、高額なブランドスーツでば
しっと決めて、颯爽と歩くというのが、サプールと呼ば
れる男達である。
貧乏だから、しょたくれたなりでたむろしているのが
普通の風景である。
その中にあって、ピシッとスタイルを決め、モデルも
かなわないステップを踏んで、かっこよく町を闊歩する
のである。
それが町の英雄のようにもてはやされ、自分たちの豊
かな姿を誇りに思うのであろう。
その着こなしと色使い、そしてそのかっこよさがヨー
ロッパファッションにも大きな影響を与えているという
のである。
独特の着こなしであり、色の感覚であり、かっこいい
演出である。
実に、痛快なことである。
ファッションとは心意気であるといえるのかもしれな
い。
自分も派手なブランドネクタイを買い込んで楽しんで
いた時期があったが、今は自然石のループタイに落ち着
いている。
う~ん、おしゃれも痛快な表現文化なのだなあと、久
しぶりに愉快になったことである。
日本に招いてはいかがだろうか。
男のファッションショーは大きなインパクトであろう。
さて、昨日は、旧暦のクリスマス・イブだったが、す
っかり忘れていた。
で、ケーキも買わなかった。
う~ん、なかなか実現できない『旧暦のクリスマス』
である。
今日はそのクリスマスなので、忘れていなければケー
キを食べたいと思う。
狸大臣と異名を取る下村文科省大臣がまた、「大学改
革」と称して許認可利権政治にうごめいている。
大学変革というなら、文科省が大学設立に口を挟まな
いことだ。
設立自由主義でよいのである。
大学に対する補助金も必要ない。
大学教育を狸大臣に定義されたのでは、いよいよ大学
がだめになる。
必要なのは、大学を選択する学生への学資長期信用融
資である。
やる気のある未来人材に投資をすることこそ国家事業
であろう。
あるいは、バンカー精神であろう。
大学への補助金は公金の無駄遣いである。
STAP細胞のような有力な研究には、理研という組織や
大学ではなく、そのプロジェクトに対して投資をするこ
とでたりる。
文科省廃止というのが、教育改革になり、かつ、大学
改革になる。
食えない狸だが、木の葉を金に換える利権政治を許し
てはなるまい。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党