豆撒けば 人皆鬼に なりたがり
梅士 Baishi
今朝の気温は4.5℃、節分である。
近くの寺や神社でも豆まきの儀式で、おおいに盛り上がるが、久しく
見ていない。
豆をまかれるのは鬼のはずだが、沢山の人が、豆袋をもらおうと競っ
て鬼になりたがる。
豆好きの鬼では節分にならないと思うのだが・・・。
今日は多忙である。
憲法講義、刑法講義、卒論指導、PDCA会議準備、眼科、企業との打
ち合わせ・・・。
「地方創生」計画に関連する相談らしい。
節分に、「我は外、金は内」というイベント企画というべきか。
それとも、消耗した選挙資金の埋め合わせということか・・・。
「地方創生」政策によい連想はない。
補助金のばらまきだからである。
それは、財政赤字の拡散であり、公務員に甘い汁を吸わせるだけ
である。
政府にも経済発展の智慧はないという現れであろう。
「地方創生」は必要ない。
「地域」と人口が集中し続ける東京との格差を問題にする必要もな
い。
「地域」の人口が減少するのは、経済的な魅力がないからである。
「地域」に役割・貢献がないからである。
補助金をばらまけば活性化するものでもない。
地方自治は、もはや無用なのであり、民主主義の要請でもない。
地方経済を豊にしたいなら、減税することだ。
予算を組みたいなら、政府でないとできない投資をすることだ。
その代表が、高速交通網の整備と、航空・宇宙・軍需産業である。
農協を解体し、自由化を進める農業革命も地方経済を活性化する
ことになる。
あえて、「地方創生」というなら、そうした大型プロジェクトを政府に訴
えて投資を呼び込む活動に使うことだ。
地方空港のアクセスをよくして、地域間、海外との交通利便を高める
というのもあるだろう。
人口問題として考えるならば、子どもの教育環境を高めることだ。
人材を入れることだ。
女性の仕事を考えることだ。
ちまちまとした特産品の宣伝くらいで、「地域創生」とはいえないだろう。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党