一仕事 ほっと一春 ジャズを聴き
中村 梅士 Baishi
新年度、久しぶりに学内が賑わいだ。
新入学生との初授業も和気あいあいとスタートした。
本格的な授業は連休明けからになる。
まずは、気分的に一段落した。
夕方帰宅してから風呂掃除をした。
黒カビが気になっていたからだ。
すっきりとした。
浴槽には新しい水を満タンに貯めた。
地震・津波に備えてのダムである。
パワー不足だった小型のアンプに失望していたところ、名
機と言われたアンプを相場よりも安く買えた。
再び、どっしりとした大出力のアンプで音楽が聴ける。
うれしくなる。
今日のジャズタイムは久しぶり、キースジャレットのケル
ンコンサートを聴いている。
自分の好きなジャズの原点の一つである。
ワインはイタリアの「テッレ・デル・ノーチェ」。
と言えば上等に聞こえるが、スクリューキャップの千円程
度のワインである。
そしてパン、晩餐会のようである。
かくして、新年度体制ができた。
外を歩いていると、渋谷のように密集したところもないと
いうのに、全員がマスクをしている。
マスクをしていないのは自分一人になった。
その代わり、登山スタイルに見えるらしい。
実際は、ジョギングスタイルで、眼光鋭くのし歩いている。
誰もかれもがマスクをして、変だとは思わないのか。
それで、感染防止ができるわけでもない。
飛沫感染の経路は眼も含まれるのだから。
感染者が増えたと言っては営業自粛、外出自粛という行政
命令を繰り返す。
何しろ、医療崩壊なのだそうだ。
新型のバイオ兵器感染を医者が治せるわけではないのに。
病院に行く時は、肺炎の症状が出た時だ。
それでも治療薬があるわけではない。
点滴で栄養補給したり、重傷者には人工呼吸器を装着する
くらいのことである。
コロナの前に医療は無能なのだ。
自分は感染することはないと思うが、仮に感染して肺炎に
なったとしても病院には行かない。
自己免疫で戦う。
畳の上で死ねるなら上等だ。
無能な行政の代表として、東京都知事の番長皿屋敷と言う
話を学生にしたら、学生は番町皿屋敷を知らないという。
それで、上方落語の番長皿屋敷を語って聞かせた。
なんに~ん、なんに~んと恨めしそうに数えているのだ。
数が足りな~いと。
落語では観衆の人気の中で、逃げ遅れた観客が、9枚、10
枚・・・、と数え続けるのを聞いたので、どういう訳だいと
聞くと、「明日はお休みをいただきますので、その分を数え
ております」と。
これが落ちである。
「もう、めんどくさいので数えるのはやめにしました。マ
スクも強制しません。外出も自由です。各人で感染しないよ
う、衛生管理をしてください。コロナに罹ったかなあと思っ
たら閉門蟄居してください。コロナに負けない免疫力で戦い
ましょう。皆さんのご健闘を祈ります。」
これが行政の長が言うべき激励の言葉である。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
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