北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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物語の結実

2011-03-09 22:02:30 | ドラマ
「相棒」Season9も今日で終わり。
最近は残業続きのため、リアルタイムで観られるかどうか心配だったけど、16時過ぎに、「相棒」繋がりの友人からメールが来たのがきっかけで、何としても仕事を片付けようという気持ちが強くなり、何とか間に合うように退庁することができた。

そして迎えた最終回。
獄中の瀬戸内元法務大臣や、あの片山雛子女史、そして、Season8第1話で一度だけ登場した、テロリストの本多篤人とその娘。
彼らが、何故このタイミングで再登場するのか、最初は正直釈然としなかったけど、よくよく考えたら、答えは簡単だった。
そう、小野田官房長の物語を結実させるため。

劇場版Ⅱのガイドブックにも書かれてたが、今回のSeason9は、官房長の死よりも後の物語。
しかも、その放送中に公開された劇場版であのような形になってしまったので、最終回に回想シーンで再登場させ、かつ、官房長と生前深い絡みのあったキャラとして、瀬戸内さんや片山議員、それに親友であった本多を出すことは、なるほど流れとしてはありなのかなと思った。

そういう意図は何となくわかったけど、今回はやっぱり、本多篤人もさることながら、「雛ちゃん」こと片山議員の悪女ぶりにますます磨きがかかっていて、そのインパクトが余りに強烈すぎるものを感じた。
彼女なら、まだまだこれからも多くの見せ場を作ってくれるのではないかと期待ができそう。

次にちょっと嬉しかったこと。
瀬戸内さんと特命係の二人が対面するシーンで、これまでの流れから、瀬戸内さんは尊君のことを知らないはずだから、ひょっとすると、右京さんとの間で、この間の特命係の動きに関するやり取りがあるのではないかと思っていたのだけど、やはり出てきましたね、サルウィンへ渡った薫ちゃんの話題が。
あれからもう二年経ったけど、こういう形で長い物語をしっかりと繋げてくれるのは、ファンとしては嬉しい限りですよ。

最後に、一つビックリしたこと。
エンドロールで出演者の名前が流れた時、一瞬、目が点になってしまった。
それは・・・、

「上野幸四郎 真夏竜」

というクレジット。
そう、「ウルトラマンレオ」のおおとりゲン役でおなじみの真夏竜さんが、内閣危機管理監の役で出演されてました。
恥ずかしながら気が付かなかったので、録画したのを見返して確認。
先日の森次晃嗣さん(言うまでもなく、「ウルトラセブン」のモロボシ・ダン役)は、新聞の番組欄にも名前が出てたけど、今回は本当に気付かなかったです。

そんなこんなで、Season9も無事に終了。
次はいよいよ、節目のSeason10。早くも半年後が待ち遠しくなってきました。
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