
西部地区の入口とも言える「十字街」電停の側にあるこの建物。
「はこだて工芸舎」という、北海道を中心にした作家による工芸品の展示販売を行うお店が入居しているが、元来は「旧梅津商店」という、1890年(明治23年)に社屋を構えた、酒類・食料品卸のお店でした。
現在の建物は、1934年(昭和9年)の大火で前社屋が焼失した直後に建てられたもので、内部の事務所部分と、それに繋がっている和室部分を、「はこだて工芸舎」がギャラリーとして使用しています。
さて、この建物、函館市民ではない方や、函館に一度も来たことがないという方の中にも、「どこかで見たことが・・・」という方がいらっしゃるのではないかと思います。
実は、先だっての「はこだて検定」上級で、こんな問題が出題されていました。
問題「函館駅から市電で谷地頭へ向かった。途中、「映画『世界から猫が消えたなら』のロケ場所になった店だよね。」と、友人が十字街の電停の手前にある店を指差した。この映画の中で、この店はどのような建物として登場しているか。
1.映画館
2.洋服店
3.洋菓子店
4.呉服店
正解は・・・、こちらをご覧ください。
私は、言い訳するわけじゃないけど、映画を観ていなかったこともあり、正解できませんでした。
そう、こういう問題も出題されているんです。
こういう、若い人向けの問題も、数は少ないけれど出題されているので、もっと若い世代の方にも、上級にチャレンジ&合格する方が増えてくれるといいなと、合格者として望みたいところです。