地下鉄南北線の駅名にもなっている「幌平橋」。
豊平川を跨ぐ橋の中でも特に有名な橋の一つです。
今回は、タイトルのとおり、ドラマ「弁当屋さんのおもてなし シーズン2」のロケ地として使用されたこの場所について紹介します。
【第1話 あらすじ】
札幌の路地裏にひっそりと佇む弁当屋「くま弁」では、ある定休日に、店長の熊野、料理人のユウこと祐輔、常連客の千春と黒川の4人で懇親会が開催されていた。
そんなとき、一人の青年が訪ねてきた。青年は、かつてユウが東京のレストランに勤めていたときの常連客で、アパレル会社を経営しているという「華田将平」。情報誌の「くま弁」を紹介するページにほんの僅か写っていたユウの後ろ姿をヒントに、はるばる東京から訪れたという。
地元である道東の厚岸に帰省する前に立ち寄ったという将平は、ユウに「人生最後の飯でもいいってくらいの弁当」を注文し、翌日昼に弁当を取りに来る約束をして「くま弁」を後にした。
その夜、将平に見せられたアパレルブランドのイメージキャラクターが気になった千春がそのブランドについて調べてみると、何と、会社が倒産していることがわかった。
そのことから、千春は、将平が本当に「人生最後」を覚悟していることを考え、ユウと熊野に相談する。ユウは、自分が将平の背中を押してしまうことになる可能性を考え、弁当を作ることを躊躇ったが、千春に、「将平が死ぬためではなく、明日からも生きるための弁当を作ってほしい」と説得され、注文どおり弁当を作る決心を固めた。
だが、翌日、約束の時間になっても将平は「くま弁」に姿を見せなかった。ユウと千春は将平の身を案じ、姿を探すべく「くま弁」を飛び出した・・・。
という展開で、劇中では、千春が橋の向こうから駆けてくるシーンが描かれています。
そして、橋の上から下を覗き込んだ千春は、河川敷にポツンと座り込む将平を発見します。
劇中で将平が座っていたのは、この画像の赤丸の辺りです。
心配した千春が将平のもとに駆け寄るシーンでは、対岸の建物が確認できます。
これらの建物が映像で確認できます。
千春が将平のもとに駆け寄るシーンでは、バックに幌平橋が、このようなアングルから映っています。
ポツンと座り込む将平の姿が川側から映されるシーンでは、バックのグリーンの外壁のマンションが確認できますが、行ってみると、この場所は、先程赤丸を付けた場所よりも少し下流側でした。
映像では、確かに先程の赤丸の場所に将平がポツンと座っているシーンが確認できるのだけど、もしかすると、光の加減やら何やらの事情で、座る場所を移して撮影していたのかもしれません。
幌平橋のシーンのロケ地紹介は以上ですが、劇中で千春は、幌平橋へ向かう前に、あるはんこ屋さんの前で、女性店員に将平の写真を見せ、見かけなかったかと尋ねていました。
千春が店員に将平について尋ねるシーンは、大体この位置から描かれています。
狸小路1丁目にある、「斎藤印舗」さんという、1912年創業の老舗です。
そして、劇中で店員さんを演じていたのは、「ひなみん」ことHTBの福地妃菜美アナでした。
入社から約1年半にして、インスタグラムのフォロワーが約1万3千人という大人気の「ひなみん」。この場所は、ファンにとって聖地の一つに・・・なるかな?