八雲町山越地区のスポット紹介第3弾。
「停車場」とありますが、ということは・・・。
そう、JR函館本線の山越駅です。
右側の札に「山越内関所」あるとおり、かつての関所をイメージした駅舎となっています。
一昨日の記事でも触れた、江戸幕府による直轄の歴史と、この地に関所があった経緯が記されています。
小さな無人駅ですが、このように待合用の椅子が置かれています。
一つ隣の八雲駅には特急が停車しますが、ここは普通列車のみです。
時刻表を見ると、上り下りの時刻が近い時間帯が多いですね。
駅舎内には、関所の模型と平面図が設置されています。
外へ出てみました。
八雲に住んでいた当時は鉄道少年だったこともあり、町内の駅名はきちんと頭に入っていました。
なので、函館よりの隣接駅である「野田生(のだおい)」というのも大変懐かしい響きです。
ホーム側も、正面と同様、関所を模した構造になっています。
地域の歴史を窺い知ることができる趣深い駅舎。今後とも大切にされ続けていってほしいと思います。