「エスタ」の1階にあった札幌駅前バスターミナルが閉鎖されてもうすぐ半年。
あのターミナルに集約されていた高速バスの乗り場はどうなっているのか、ずっと気になっていました。
(ありし日の札幌駅前バスターミナル)
札幌市中心部、「北海道庁赤れんが庁舎」の向かいあたりに、何台か高速バスが停まっています。
真ん中のバスは、3年前までお世話になっていた「くしろバス」ですね。
後ろに停まっていたのは「JR北海道バス」。
私の自宅近くまで路線バスも走っていますが、高速バスもあちらこちらで運行されています。
帯広、函館、紋別、遠軽方面とあります。
なるほど、と言うことは、4月以降、「高速はこだて号」に乗車するときはここから乗ればいいのですね。
因みにこのバスは帯広行きでした。
函館行きは、JR北海道バスは運行していません。
続いては、懐かしの「くしろバス」。
釧路~札幌間の「スターライト釧路号」は、「くしろバス」「阿寒バス」「北海道中央バス」の三社共同運行便になっていて、乗る都度、次はどこのバスか予想を立てては外していたものでした。
いつかまた、このバスで釧路方面にもゆっくり遊びに行きたいと思っていながらなかなか行けないでいます。
この乗り場は、北海道のほぼ中心部、旭川、富良野方面へのバス乗り場。
そして、札幌からも近い、小樽をはじめとする後志地方方面のバスがここから出ています。
「あれっ、稚内方面はないの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、稚内行きはバス会社が別のため、この停留所からは出ていません。
(稚内行きのバスはこの停留所から出ています)
チケット売場が設置されていました。
これは便利ですね。
まだ札幌を発つまで10日ほどあるけれど、GWは札幌に来ようと思っているので、こっちにいる間にバスの予約しちゃおうかなと思ってます。
ここから出ている「高速はこだて号」にするか、もう一つの「ニュースター号」にするか、それだけでもそろそろ決めねば。
「エスタ」の跡地(まだ解体されていませんが)を含む北5条西1丁目~西2丁目にできる新しいバスターミナルは、2029年秋の開業とも言われているようですが、折からの資材費高騰等の影響による遅延の噂も囁かれているようです。
新しいバスターミナルはそれはそれで楽しみだけれども、悪天候の日に不便を強いられる屋外のバス停留所の対策も考えてほしいところだなと思います。
札幌は本当に雪国なのですね。
北海道に行くと、いつも空港からレンタカーを借りてしまい、バスで旅行するという発想はありませんでした。
そんなに路線が多いのなら、いつかそんな旅もしてみたくなりました。
はい、この写真は二週間前のものなのですが、今年は例年よりも雪融けが遅く、3月に入ってもこんな光景のままになっていました。
今はもうかなり融けていますけどね。
確かに、道外から来られる観光客の方々は、レンタカーで回るというのが主流になっているのかもしれませんね。
でも、都市間バスも充実していますので、バス旅もぜひオススメしたいところです。
ぜひ、函館へ。