函館と聞いて思い浮かべるであろうスポットはそれこそ沢山あると思いますが、「お店」というカテゴリの代表格と言ってもいいスポットの一つが、こちらではないかと思います。
函館市内とその近郊で展開するコンビニチェーン、「ハセスト」こと「ハセガワストア」。
新居から一番近いお店に、散歩がてら足を運んでみました。
9年前にも一度紹介しているのだけど、店内の詳細レポはしていなかったことを思い出し、ならばと思って行ってみました。
「ハセスト」といえば、名物はこの「やきとり弁当」ですね。
この店舗だけじゃないのだけど、単に店頭販売しているのではなく、店内に調理スペースがあり、できたてを買い求めることができるのです。
メニューは色々あるのだけど、こちらは「やきとり弁当(小)」。
現在は税込560円だそうです。
「ハセスト」は、昭和33年(1958年)3月、市電の起終点がある谷地頭(やちがしら)町において開業した、日用品を扱う「長谷川作次郎商店」がそのルーツとされています。
お店のHPによると、「やきとり弁当」の誕生は、昭和53年(1978年)のある夜半、酔客が、「お弁当ないの?」と来店した際、当時のハセガワストア会長であった「長谷川文夫」氏が、店内で作っていたおにぎりの「ごはん」と「のり」 、「やきとり」を組み合わせて咄嗟に作ったのがきっかけだそうです。
それ以降、函館市民のソウルフードとして定着することになり、これを求めてやってくる観光客も増えてくることになりますが、90年代後半になり、函館出身の人気ロックバンド、GLAYが、著書をはじめ様々な場所で触れたことがきっかけで一躍全国区となりました。
因みに、この「中道店」という店舗は、建て替わってこそいるようですが、メンバーのJIROさんがよく通っていたお店として知られ、聖地巡礼として訪れるGLAYファンも多いそうです。
なんてことを書いていたら、谷地頭町にあったという「長谷川作次郎商店」のあった場所を突き止めたくなってきました。図書館で古い地図でも探してみようと思います。
店内は、「やきとり弁当」以外にも魅力的なグルメが揃っています。
「やきとり弁当」同様、店内調理されているパンのコーナーも人気です。
イートインスペースもあります。
こんなコーナーもあります。
確かだけど、以前住んでいた6年前にはなかったと思います。
函館の銘菓、お土産が揃っています。
お店のオリジナルグッズが販売されているのも、全国区となっていることの証といっていいでしょうね。
函館市民年ででなく北海道民としてアピールしたいポイントが一つ。
このお茶に「Secoma」のロゴがあるとおり、実は「ハセスト」は、道民の生活に欠かせない存在となっている「セコマ」こと「セイコーマート」と業務提携をしていて、セコマのオリジナルブランド商品が販売されているほか、ポイントカードも使用できるという大変便利なシステムになっているのです。
函館を代表するコーヒーのお店「函館美鈴珈琲」のコーヒーが安価で飲める販売コーナーもあります。
(「函館美鈴珈琲」のお店)
函館市と、北斗市、七飯町で計13店舗を展開している「ハセスト」。
観光でお越しの際は、ぜひ利用してみてください。
※2024-04-06 20:30追記
「やきとり」という名前ですが、実際には鶏肉ではなく豚肉を用いています。
北海道ではごく普通のことなので本文ではそのことを書きそびれていました。
経緯については諸説あるようなので、調査して後日改めて記事にしたいと思います。
こんな24時間営業のストアがあるんですね😳すご〜い!
北海道のお土産も売ってて、お弁当も美味しそう!
行きたいなぁ北海道✈️
こんにちは。
そうなんです、こういうお店があるのです。
本文にも書きましたが、函館とその近郊で展開しているチェーン店ですので、函館方面へお越しの機会がありましたら、ぜひプランに加えてみてください。
さようでございます。
北海道ではそれ(「焼き鳥」なのに豚肉を用いる)が当たり前なので、つい本文で書きそびれてしまいました。
でも、普通に居酒屋とかで食べる焼き鳥と遜色ない味わいで本当に美味しいです。
函館へお越しの際は、ぜひプランに加えてみてくださいませ。
ハセスト、くくりはコンビニなんですか?
それにしては結構規模が大きい気がします。
焼き鳥弁当、美味しそうですね。
焼き鳥の鳥が豚とは…母からは教わったことなかったです。
いよいよ函館に舞台を移し、心機一転ですね。
これからの函館レポート楽しみにしています。
こんにちは。
ハセストはずっとコンビニだと思っていましたが、改めて調べてみたところ、コンビニで間違いないようです。
確かに仰るとおり、小さなスーパーのような規模と品ぞろえの良さから、コンビニとは思えないという向きもあるように思いますね。
函館の本格的な町ブラは来週から始めようと思っています。
よろしければお付き合いいただけると幸いです。