「鶴見台」のある鶴居村へ行ったとき、村の中心部にある神社に寄ってみました。
北海道はアイヌ語由来の地名が多いことで知られていますが、「鶴居」という地名は、漢字からも想像ができるとおり、国の特別天然記念物にも指定されている「タンチョウ」の繁殖・生息地であることに由来しています。
本殿に辿り着くまでに、大きな鳥居が二つあります。
今の時期によく見られる「落ち葉の絨毯」とも言える光景ですね。
なるほど、京都の八幡宮に由来している神社でしたか。
「石清水八幡宮」という神社は知りませんでしたが、平安時代前期に八幡宮総本社の宇佐神宮(大分県宇佐市)から勧請された神社だそうで、「誉田別尊(ほんだわけのみこと)」こと「応神天皇」、その母親で、「息長帯比賣命(おきながたらしひめのみこと)」こと神功皇后(じんぐうこうごう)、「宗像三女神」という、福岡県宗像市にある「宗像大社」に祀られている「多紀理毘売命(たぎりびめ)」、「市寸島姫命(いちきしまひめ)」、「多岐津比売命(たぎつひめ)」の総称である「比咩大神(ひめおおかみ)」の三柱が祀られています。
開運厄除、心願成就、学業成就、勝運などの御利益があることから、パワースポットとしても知られているそうです。
ということは、この神社も、同じような御利益があるということなんですね。
小さな村の小さな神社だけど、このことが広くPRされれば、こちらもパワースポットとして注目が集まるのかもしれませんね。
これは、鶴居村ゆかりの戦没者の追悼碑だそうで、84名の戦没者の名前が刻まれています。