北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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汚名挽回?

2018-02-15 21:02:54 | 日々のもろもろ
このお題で思い出すエピソードが、「相棒」シーズン2第12話での、薫ちゃんと伊丹刑事とのやりとり。
薫ちゃんに向かって「お前の汚名を挽回してやる」という趣旨の言葉を発した伊丹が、「汚名は『挽回』ではなく『返上』するものだ」と返され、その場にいた芹沢刑事にも「はい、先輩(伊丹)が間違えてます」と言われてしまうというものなんだけど、確かに日常でも、つい「汚名挽回」って言ってしまいそうなことはあると思います。
私は、このエピソードのことが頭にあるので、常に気を付けているつもりだけど、繰り返しますが、「汚名」は、「挽回」ではなく「返上」するものであり、「挽回」するのは、「汚名」ではなく「名誉」。つまり「汚名返上」「名誉挽回」が正しいということになるので、皆さんもどうぞお気をつけを。

間違えやすいというか、自分はわかってるのだけど、周りで間違えている人が多くて気になる言葉の一つに、「祝日」と「祭日」がある。
どう違うかは、以前一度書いているのでこちらをご覧いただければと思いますが、この違いを知るきっかけとなったのが、仕事に関する書類の中で「祭日」という表現を用いてしまった(正確には、外部から提出された書類に「祭日」とあったのを、何の疑いも持たずに引用してしまった)のを、幹部から、「それはおかしい」と指摘されたということだったので、それ以降は重々気を付けているつもりでいる。
なので、色々な場面、例えば店頭の表示で「定休日 祝祭日」なんて書かれてあるのを読むと、気になって仕方がないのです。
「元日」と「元旦」の違いなんかも然りだけど、日常会話でさらっと口にする分には、なかなか咎められない部分もあるかもしれないけど、公的な場面で堂々と使ってしまうと、時に大変な赤っ恥をかいてしまうことになりかねないので、気を付けたいものです。

最後に、これはこのテーマの具体例として挙げるのはちょっと違うけど、「はこだて検定上級合格者」としてどうしても気になるのが、「金森倉庫」を「かなもりそうこ」と呼ぶ人が多いということ。
正しくは「かねもり」で、「かなもり」は、黄金期の西武ライオンズの背番号26の選手です。(そのことを書いたのがこちら
職場でも折に触れて話しているのだけど、何とか正しい読み方が浸透してほしいなあと思います。

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