北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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地元の有難さ

2014-12-22 21:28:15 | 札幌



札幌のJR琴似駅前。
実家の最寄駅。
年に数回しか帰らないけれども、地元というのは有難いもので、いつ帰っても、落ち着いた気持ちにさせてくれる。





そしてこちらは、地下鉄の琴似駅前。
高校生の時、この場所から程近いバスターミナルを拠点に通学していたので、どちらかと言うとこっちの方が思い入れが深いのだが、細かい所では変化が大きくても、当時と変わらない場所もこうして残っているのが有難い。

今はすっかり函館に馴染んでしまっているけれど、やっぱり生まれ育った町だし、いずれは札幌に拠点を構えたい気持ちも強いのだが、その時は、やっぱり思い出深い琴似界隈がいいと思っている。
これまであちこちを転々としてきて、その中には、もう一度住んでみたい場所もある(例えば帯広)けれど、最後は、自分にとって一番思い入れの深い場所に住みたいかな。  

年末に帰ったら、少し裏通りも歩いて散策してみるとするか。
今年の年末は、琴似に限らず、懐かしい場所へ幾つか足を運んでみたいと思っているので。
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正直者が馬鹿を見ないように

2014-12-21 22:10:42 | 気になるコト
東京駅記念スイカに客殺到、大混乱で販売中止 飛び交う怒声、囲まれる駅員(産経新聞) - goo ニュース


この一件、JRのお粗末な対応が批判される一方、危険と判断して販売を打ち切ったことそれ自体は適切だったという見方もあるようだが、この一件でJRが一番非難されるべきは、呼びかけに従わず徹夜で並んだ人や、転売、オークションへの出品が目的だった人が購入できた一方で、呼びかけに従い、自分の趣味として健全に楽しむ目的でいた人が購入できなかったという状況を作ったこと、言い換えれば「正直者が馬鹿を見る」状況を作ってしまったことだと私は思う。

そりゃ、徹夜で並ぶことも、転売やオークションへの出品も、違法ではないのだから、いくらしないでと呼びかけたところで、規制するにも限界があるだろう。それが現実だと思う。
でも、だからと言って、「正直者が馬鹿を見る」という状況が作られてよい理由になどなるはずがないわけで、私は今度の一件で、JRが最も猛省すべきはそこだと考えている。

この一件を受けて、JRは「再発防止策」を考えるだろうし、同じようなイベントを予定している所も、今回の二の舞にならないような方策を真剣に考えるだろう。
だが、それを考えるにあたっては、どうすれば、正直者が馬鹿を見るような状況を防げるかという所に重点を置いてほしい。
本当、こういう話はたいがいにしてほしい。正直に、真剣に頑張っている人が、報われないを通り越して馬鹿を見るような世の風潮は、どう考えてもおかしいのだから。
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買っちゃった

2014-12-20 22:04:01 | 函館



年に一回、初級編と上級編が実施されている、「函館歴史文化観光検定(通称:はこだて検定)」の公式テキスト。
来春、最新版が出るそうなのだが、それはそれとして、勉強したいという気持ちが出てきたので、買ってきた。
勉強の仕方は色々だろうけど、読みながら、興味を覚えた場所や、あるいは博物館、記念館などにも足を運ぶなりして、知識をストックしていければいいのかなと思う。

とりあえず、来年、初級編を受験しようと思っているので、頑張ってみます。

因みに、こうしてブログで紹介した最大の理由は、こうすることで、状況的に後戻りができなくなるから。
周りに広言することで、後戻りできないような状況を作ることも大事だということは、井田寛子さんの著書にも書かれてました。(笑)

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忘れないうちに

2014-12-19 22:31:24 | 本&CD
昨日の記事で、「トメさんこと福留功男さんの著書」ということをさらっと書いたので、忘れないうちにと思って、二冊ばかりご紹介。





まずはこれ。
福留さんご自身が、1983年の「第7回アメリカ横断ウルトラクイズ」における一ヶ月の旅を文章にして纏めた「私情最大アメリカ横断ウルトラクイズ」。
司会者の目から見た旅の様子、旅を続けていく中での挑戦者の変化・成長、スタッフの苦労話などが事細かに綴られていて、昨日紹介した長戸さんの著書とはまた違う角度から、ウルトラクイズの裏側を垣間見ることができます。

また後半では、テレビという文化に関して、福留さんご自身が見たこと、感じたことがエッセイ調で綴られていて、今読み返してみると、当時(30年前)と今との違い、あるいは変わっていないこと、また、テレビという文化について、私達視聴者はどうあるべきかといったことについても考えさせられることが沢山記されているなど、大変読み応えのある一冊だと思います。
30年前の本ということで、昨日の長戸さんの著書以上にレア度は高いけど、クイズが好きな人は勿論、テレビをはじめとするマスメディアに関心のある人にとっては、古書店を根気よく探してでも、入手する価値が大きいと思います。





そしてもう一冊。
これも、気が付けば20年近く前になってしまっているんだけど、平成9年に出版された「葬(ホーム)らん!」という著書。
こちらは、ウルトラクイズ(当時既に終了していたけれど)についても触れられているけれど、福留さんの自伝としての要素が強い内容で、その中には、先輩である徳光和夫さんとの知られざるエピソードの数々や、徳光さんと同様熱狂的なジャイアンツファンでありながら、何故か「実はタイガースファンでは?」という声が根強いことに関するご自身の思いなども記されています。

ウルトラクイズと高校生クイズで福留さんに魅せられ、今映像を観返しても心が踊るくらいのファンである私にとって、生涯大切にしたいと思える二冊です。
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ついに第13回が!

2014-12-18 22:10:57 | 本&CD
徳光和夫、福留功男に憎まれ口「とくだん好きではない」(オリコン)


まあ、当時から色々と言われていたけれど、このお二人の本当の関係は、リンク記事はもとより、福留さんの著書などからも窺えますからね。
そうか、第12回に続いて、ついに第13回ウルトラクイズがCSで放送されますか・・・。

そう、ウルトラクイズは、福留さんの司会もさることながら、「敗者の味方」としての徳光さんの存在も大きかった。
第12回からは渡辺正行さんにその座を譲ったけれど、後楽園球場と成田空港で、ヘルメットを被った徳光さんが、ピコポンハンマーで敗者に思いっ切り殴られるシーンは、ウルトラクイズに欠かせない名物シーンだったし。

徳光さんは、第12回からは挑戦者として参加するようになり、今回放送される第13回では、読売新聞で先行発表された、東京ドーム予選の第1問、

「ニューヨークの自由の女神は、かつて、灯台だった? 〇か×か?」

を、今やすっかり有名人になった息子の正和さんと一緒に考えるシーンが存在している。

このシーンでは、徳光さんに「お前受験生だろ。(わからないのか?)」と迫られた正和さんが、「ウーン・・・、ここ(松明)が光るから〇でしょ」と答えていて、実際に正解はそのとおりだったというのが、演出でも何でもなく真剣に考えた結果ということで、今観返してもなかなか面白いものがある。
そのうち、正和さんのお宝映像として、何らかの番組で紹介されることも期待できる(もしかして、既にあった?)名シーンだと思う。
    
因みにその第一問は、私も当時、図書館で読売新聞をコピーしたのを持っていたのだが、もしかして、今もまだ実家のどこかに眠っているのか?
何となくだけど、心当たりがないわけではないので、年末に帰ったら、ちょっくら探してみようかなと思う。


さて、話は飛ぶが、第13回の放送を記念して、ここで紹介しておきたい本を一つ。





第13回のチャンピオン、長戸勇人さんの著書「クイズは創造力」シリーズ三部作の第一作目、「理論編」。
当時、日本でもトップクラスのクイズプレイヤーだった長戸さんが、自身の経験を踏まえて纏められたクイズのマニュアル本で、これは、四半世紀経った今読み返しても、実に新鮮で面白く、どこから読んでもあっという間に引き込まれるものがある。
当時高校生だった私も、「高校生クイズ」のシミュレーションを兼ねて、チームメイトと一緒に、それこそ隅から隅までじっくりと読んだものだった。

この本の内容は、六回目の挑戦で東京ドーム予選を突破された長戸さんが、南米で罹患したA型肝炎で出場辞退寸前に追い込まれながらも、奇跡の復活を遂げて成田空港予選を突破するまでの経緯から始まり、その後、他のどの本にもない、独自の「長戸流」クイズ講座を経て、後半、成田からニューヨークに至るまでの旅の出来事が事細かに綴られるという構成になっていて、クイズのマニュアル本だけでなく、ウルトラクイズの、放送されない裏の様子が窺える本としても楽しめる内容となっている。
出版から四半世紀が経った今となっては、古書店を根気よく探すくらいしか入手手段はなさそうだが、今回の第13回の再放送を機に、古書店でプレミアが・・・なんてことも、ファンとしては期待してしまいます。
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