北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
(C)ナナマガラー All Rights Reserved.

大友堀跡

2022-04-15 18:55:36 | 札幌

 

かなり前の話になってしまったのだけど、地下鉄東豊線環状通東駅の側にある「札幌村郷土記念館」に行ってきました。

近くには何度か足を運んでいたのだけど、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の関係で閉館となっていたので、これらの措置が解除されたタイミングを見計らって行ってみました。

 

 

この記念館は、札幌開拓の祖とも言われる大友亀太郎の功績と、かつての「札幌村」と呼ばれた地域の歴史に関する資料が多数展示されています。

大友亀太郎については、以前も紹介していますので、こちらこちらをご覧ください。

 

 

この記念館は、大友亀太郎の役宅があった場所に設置されています。

 

 

 

 

 

これも以前紹介していますが、当時の札幌村、現在の東区元町~丘珠周辺は、日本の玉葱栽培発祥の地と言われ、現在では、「札幌黄(さっぽろき)」という品種が人気で、カレーライスをはじめ、様々な料理に用いられ、市内の料理店でも人気になっています。

 

 

 

館内は撮影禁止なので、頂いてきたパンフレットの写真を。

現在の札幌に繋がる礎となった「札幌村」の歴史が詰まっている場所なので、またぜひ行ってみて、新たな発見をしたいと思います。

 

 

ところで、その大友亀太郎の功績の代表格である、「大友堀」の開削。

豊平川の支流から水路を分かち、現在の南3条東1丁目から真っ直ぐ北に延び、北6条東1丁目から北東に進路を変えて、現在の「大友公園」辺りで「旧伏古川」に注いでいたこの水路。「大友公園」については以前紹介しましたが、豊平川の支流から、現在の創成川である南3条東1丁目に繋がる区間というのが、記念館の展示の中で分かったので、その跡地を歩いてみました。

 

 

地下鉄東豊線豊水すすきの駅の近くにある「メルキュールホテル札幌」というホテル。

かつて、「エンペラー」という、繁華街すすきのの象徴とも言えるキャバレーのあった場所ですが、この辺りを流れていた豊平川の支流から、水路が開削されていたそうです。

 

 

 

開発が進んでいるこの地域ですが、札幌の歴史上大きな意味を持つ場所なだけに、何か跡地の碑でも建てられていればいいのにと思います。

 

 

「大友堀」は、写真の斜め方面に向けて開削されていたそうです。

 

 

国道36号沿いに建つ「ダイワロイネットホテル」。

現在のこの敷地内を水路が通っていたのでしょうね。

 

 

現在の国道36号を斜めに横断する形で、大友堀は現在の創成川方面へ向かいます。

 

 

 

この建物の敷地も斜めに横断してきていたのでしょうね。

 

 

 

現在の創成川。

この辺りに繋がるルートだったようです。

 

 

緑の丸が、豊平川の支流から分かれた「大友堀」の起点。

そこから、赤線のルートを進んでいたようですが、本当、その跡地を示す何かが残されていてほしかったです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春バテ

2022-04-14 20:18:57 | 気になるコト

北海道は気温が乱高下...体調ダウン「春バテ」にご注意!(HTBニュース)

 

 

凄いタイムリーな話題なので、掲載してみました。

私も、特に仕事がハードでもないのに、最近妙に疲れてます。

ニュースの中で、アレルギーということに触れているけれど、寒暖差アレルギーなのか、今日は朝からずっと、鼻詰まりと、それと連動していると思われる喉の弱い痛みがあったので、正に今の自分そのものな気がします。

二週間前に耳鼻科に通ったんだけど、症状が続けば明日また行くことになると思いますが、処方された薬の副作用として、眠気や倦怠感ということが触れられていて、特に先週はこの両方が思いっきりきたので(今だからいうけど、先週水~木あたりは、その影響からか仕事にも集中できなかった)、薬を変えてもらった方がいいかもしれません。

幸い発熱はないし(このご時世なので、そっちも気になってしまいます)、帰宅してゆっくりしていたら疲れも取れてきたので、あと一日頑張りますわ。

皆様もどうぞお気を付けください。

 

 

全然関係ないけれど、最近地下鉄東西線(他の路線も?)のホーム策に設置されたポスター。

京阪電鉄のポスターなんだけど、これを見て思い出したのが、初めて京都方面へ一人旅をした2001年(平成13年)の夏のこと。

当時「京阪のる人 おけいはん」というキャッチコピーで、確か、「淀屋けい子」さんという方がイメージキャラクターとして起用されたポスターが印象に残っていました。

京都、また行きたいですねえ・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キムチとベジポタ

2022-04-13 19:33:56 | グルメ・スイーツ

 

札幌から車で1時間ほど、南幌町の市街地から少し外れた所にある「きらら」というラーメン屋さん。

有名なお店と聞いていたので、寄ってみました。

 

 

南幌町のご当地グルメというと、以前「キャベツ天丼」を紹介したことがありましたが(こちら)、このお店でも、南幌町の特産であるキャベツを使ったメニューが人気だそうです。

 

 

それが、こちらの「キャベツキムチラーメン」。

辛みそをオーダーしましたが、それほど辛味は強くないと感じました。

 

 

実はこちらのお店、御覧の通り、かの「ミシュラン」で、コスパの良い良質なお店に与えられる「ビブグルマン」に認定されています。

お店の名前ですが、「きらら街道」という街道に沿っていることが由来なのかなと思いつつ、確認しそびれてしまいました。

その「きらら街道」については、追ってレポしたいと思います。そのときには、「南幌」という地名の由来についても。

 

 

 

続いてこちら。

千歳市内にあるお店をご紹介します。

 

 

「Jill(じる)」さんというお店ですが、こちらは「汁」を横文字にしたものだそうです。

「Jill」と聞くと、私たちの世代は、80年代後半から90年代前半にかけてヒット曲を連発した「PERSONZ」のボーカルを思い浮かべてしまう人も多いかもしれませんが、そうではなかったようで。

 

 

こちらの人気は、「べジポタ麺」というメニュー。

どんなメニューなのでしょうか。

 

 

 

これがその「べジポタ麺」。

ジャガイモを中心として数種類の野菜を煮込んだポタージュスープに、じっくり時間をかけて煮込んだ豚骨スープをブレンドした特製スープで、確かに、他のお店にはない独特な味でした。

初めて食べたけど、一発で好きになりました。ぜひまた行きたいです。

 

 

そして、シメにオーダーするリゾットライス。

これをスープに入れて完食です。

 

 

色々細かく詳しく書いていたので、もしやと思われたかもしれませんが、このお店を知ったきっかけも「発見!タカトシランド」でした。

札幌を離れて千歳をブラブラした回で、ラーメン通で知られるゲストの高橋英樹さんをこちらのお店でおもてなしし、高橋さんも大満足していました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

六花亭札幌本店

2022-04-12 19:44:47 | グルメ・スイーツ

 

JR札幌駅前の、通称「北5条通」という幹線道路。

ごく普通のビル街ですが・・・、

 

 

目に留まりました。

北海道を代表するお菓子ブランド「六花亭」の札幌本店です。

 

 

 

 

ということで、早速中へ。

実は、今回初めて中に入りました。

 

 

 

全国区人気を誇る「マルセイバターサンド」。

 

 

これも人気の「チョコマロン」に「霜だたみ」。

 

 

「大平原」も逃しがたいですね。

 

 

 

 

道外からの観光客はもとより、ぶらっと立ち寄ったという程度の人でも、どれにしようか本当に悩むと思います。

 

 

 

 

そして、2階は喫茶コーナーがあります。

 

 

 

 

こんなのをオーダーしてみました。

下のベリーソースは、「甘酢っぱい」と書いてあるけれど、酸味はそれほど感じず、甘味の方が強かったように思います。

北海道民は、冬でも暖房ガンガンの中でアイスを好んで食べるということで有名だけど、上のシャーベットは、やはりアイスの本番、暑い時期に欲しくなるような風味でした。

また今度、違うメニューをオーダーしてみようと思います。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

剣の舞

2022-04-11 19:39:18 | 札幌

 

もう一か月前の話なんだけど、丸井今井百貨店で開催されていた、アイヌ文化に関する展示を見てきました。

 

 

 

 

製品の販売もされていましたが、特に興味を持って見たのが、

 

 

剣を持った男性二人による舞いです。

 

 

 

 

チャンバラのような雰囲気もありながら、時代劇のような真剣による格闘という雰囲気もあって、大変迫力がありました。

熟練の技だと思います。

またぜひ、じっくりと見てみたいです。

 

 

 

アイヌ民族の文化は、大変奥が深くて、見聞きする度に新鮮な驚きと発見があると思います。

じっくり勉強してみたいと思いつつ、きっかけを逃し続けている気がするので、まずはとっかかりだけでも見つけ出したいところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする