琴似界隈を散歩していて、立派な造りで歴史もありそうだなと気になっていたお寺があったので、ちょっとお邪魔してみました。
浄土真宗東本願寺派、所謂「お東さん」の「浄恩寺」というお寺。
力強さを感じつつも、どことなく可愛らしさもあるような、そんな龍の彫刻が出迎えてくれます。
この「浄恩寺」は、琴似地区開拓に尽力した住民のほとんどが浄土真宗の門徒であったことから、その要請により、信心の拠り所として開設された「琴似説教所」に端を発しており、明治19年(1886年)住職の曽我大圓が寺号公称の出願を行い、同年10月4日に「建法山浄恩寺」の寺号が認可されたという、開拓の歴史と共に歩んでいると言ってもよい、由緒あるお寺です。
元々は、旧国道5号線、現在の道道宮の沢北1条線沿いにありましたが、昭和43年(1968年)8月に現在地に移転し、幼稚園、民間霊園、知的障害者施設が併設されました。
現在のこの立派な山門は、平成10年(1998年)に建立されたもので、鐘楼堂が併設されていて、中にある大きな釣鐘は、申し出れば見学も可能・・・と、お寺のHPには書いてありますが、このご時世、どうなんでしょうかね・・・。結構そういうのを控えているお寺もあるやに聞きますが。
何だか京都や奈良などの古都にありそうな立派なつくりのお寺が地元琴似あったということで、興味深い発見だったと思います。
さて、明日からはGW。
今日は何だか金曜日のような気がしていますが、全国的に木曜日です。
今週は連休前駆け込みの案件が多かったのだけど、思いのほか順調に進んでいるので、5月以降もそうであってほしいと願っていますが、果たして・・・。
因みに、5月11日(水)は、3回目のワクチン接種日です。