北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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二条市場

2022-11-25 19:10:33 | 札幌

ワクチン接種から一日経ちましたが、腕が少し痛い程度で、発熱や倦怠感はなく、今日は普通に仕事してました。

もう一日何もなければ、今回も無事に乗り切ったということでよいかと思います。

引き続き、基本的な感染対策を徹底していきます。

 

 

ということで、今日は普通に町ネタを。

 

 

札幌の中心部にある「二条市場」。

「札幌市民の台所」と呼ばれていますが、近年は観光客も多く訪れている人気の市場です。

 

 

「二条市場」の起源は、明治初期に、石狩浜で漁師を営む人々が、石狩川を下って札幌に入り、釣ってきた魚介類をこの地で販売した「二条魚町」に遡るとされています。

明治後期に、魚市場としての体が掲載され、現在の中央区南3条東1丁目から東2丁目にかけて多くの店が立ち並ぶようになり、昭和初期には、「中央市場」という名前で呼ばれるようになりました。

やがて第二次大戦後には、鮮魚だけでなく、野菜や乾物を販売する店も出るようになって「二条市場」という名前が定着するようになったという経緯があります。

現在のアーケードは平成5年(1993年)に改装が行われ建設されたもので、江戸時代の情緒や海をモチーフにしたものだそうです。

 

 

 

こちらのお店では蟹を販売しているようですね。

 

 

うわあ、一杯40,000円の蟹ですか。

とても手が出せそうにないですが、どういう方が買っていくんでしょうね?飲食店の方とかですかね。

 

 

 

アーケードの下と言うこともあって姿がよく分かりませんが、二条市場のマスコットキャラクターの銅像が建てられています。

名前はなんていうのかな・・・?

 

 

アーケード下の他に、建物の中にも小さなお店が並ぶ一角があります。

 

 

おやおや、スイーツのお店ですか?

 

 

すみません、結局こういうお店へ行っちゃうんです私は。

「Komichi」さんという、ソフトクリームが評判のお店です。

 

 

 

あ、もんすけとonちゃんがいる!

何の番組で誰が来たんだろう?

でもなんか、小さなかごに入れられて窮屈そう。

 

 

10月だったので、秋限定の「栗マロン」をオーダー。

バニラやミルクが多いけど、たまには栗もいいものです。

 

 

最後に今一度市場の写真を。

なかなか凄い行列ができています。

 

 

そう、海鮮丼を目当てに、全国からやってくる人が多いのです。

ボリューム、価格ともに凄いですね。

 

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二週連続ワクチン~その2~

2022-11-24 19:25:33 | 日々のもろもろ

 

 

受けてきました。

看板にもあるとおり、オミクロン株対応です。

これで安心して年末を迎えられる・・・という100%の保証はないのだろうから、油断することなく、引き続き基本的な感染対策を徹底していきたいと思います。

職場では、同じ階にある別な部署で、同時に四人が陽性になるという事態が発生しているので、これは要注意と受け止めねば。

気になるのは副反応。過去三回は、いずれも接種後一時間程度で腕の痛みが出てきたのだけど、今回はまだそれがありません(その代わり、打った瞬間の痛みは、過去これまでで一番だったかも)。

過去三回はモデルナで、今回初めてファイザーにしたのだけど、私の周囲では、関係なく強い副反応が出た人もいれば、メーカーによって副反応の程度に違いがあったという人もいて、どうなるか心配だけど、とりあえず今夜はゆっくり休みます。

だいぶ落ち着いてはきたけれど、相変わらずやることが多いので、明日はできれば出勤したいです。

 

 

札幌の大通公園『ミュンヘン・クリスマス市』『さっぽろホワイトイルミネーション』22日から開幕!

 札幌の大通公園で22日、3年ぶりに開幕した『ミュンヘン・クリスマス市』。そして『さっぽろホワイトイルミネーション』の会場の模様を、中継でお伝えします。

HTB北海道ニュース

 

 

今日は大通公園に近い場所で受けてきたのだけど、終わる頃には暗くなりかけていて、イルミネーションの時間帯となっていました。

今年は、創成川イーストエリアでも新たなイルミネーションイベントがあるそうなので、時間を作って観に行きたいと思いますよ。

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玉葱栽培の歴史

2022-11-23 16:20:23 | 札幌

 

何度か紹介したことがある「札幌村郷土記念館」。

 

 

大友堀跡 - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

 かなり前の話になってしまったのだけど、地下鉄東豊線環状通東駅の側にある「札幌村郷土記念館」に行ってきました。近くには何度か足を運んでいたのだけど、緊急事態...

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ここに先日、新しい碑が建立されました。

 

 

札幌の有名な玉葱の品種「札幌黄(さっぽろき)」の生みの親とされている、「ウィリアム・ブルックス博士」の功績を称える顕彰碑です。

 

 

札幌市東区は現在も玉葱栽培が盛んな地域ですが、そもそもは、明治13年(1880年)に札幌村(当時)の農家が、一町歩(およそ1ha)の畑で栽培に成功したのが最初とされています。

しかし、当時はまだ全国的にも珍しく、特に東京では見慣れない野菜だったそうで、当時、せっかく収穫した玉葱を東京に運搬して販売することを試みるも、全く受け入れられず、廃棄せざるを得なかったという話があるそうですが、この地は、肥沃で風が強く乾燥しやすいという、玉葱の作付けに好都合な環境だったこともあり、やがて作付量が増え、全国でも有数の玉葱の産地となりました。

「札幌黄」という品種は、一般に流通している玉葱よりも肉厚で柔らかく、加熱後の甘みが強いことから根強いファンも多く、「札幌黄」を使った料理、例えばカレーライスなどを出すお店は高い人気を誇るようになっています。

しかし、札幌市全体に占める作付面積は、玉葱畑全体の約3%と低く、そうした入手のしにくさもあって、「幻の玉葱」と言われています。

 

 

 

 

 

そんな札幌での玉葱栽培の歴史と、それにまつわる人々の思いが、これらの碑から感じ取ることができます。

 

 

これも以前紹介しましたが、記念館の構内には、札幌開拓の祖を築いたとされる、大友亀太郎の像もあります。

今回、記念館を訪問して、管理人さんから色々話を聞いたのですが、実はこの像は、所謂「レプリカ」だそうで、本物は、東区役所の一室に保存されているそうなのです。

それはまあいいとして、話を伺って残念だなあと思ったのが、せっかくそのような物が保存されているにも関わらず、区役所内でも、その存在すら知らないという人が多いらしいということ。

これは確かに残念ですね。何故区役所に保存されているのかという経緯も私には分かりませんが、札幌開拓の祖を築いた人物の功績を考えると、もっと大切に扱われて然るべきだと思います。

 

 

最後に、記念館の床にあった、所謂「大友堀」が流れていた場所を、現在の航空写真に落とした資料。

今後、跡地散策をしていきたいと思っているので、活用させていただきたいと思います。

 

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牛が出迎えるジェラート店

2022-11-22 19:26:57 | グルメ・スイーツ

 

「福住厳島神社」と「六軒村」散策に合わせて、以前から気になっていたお店に行ってみました。

 

 

可愛らしい牛さんの親子(?)がお出迎えしてくれます。

 

 

「GELATERIA GELABO(ジェラテリア ジェラボ)」さんというお店。

名前からして、何のお店か想像がつくという方もいらっしゃるかな。

 

 

そう、ジェラートのお店なのです。

 

 

 

種類が豊富で、どれにしようか悩みます。

山中牧場のミルクとか、ヘーゼルナッツなんかも美味しそうだけど・・・、

 

 

 

色々考えて、「シチリア産ピスタチオ」をオーダー。

昨年あたりからピスタチオも好物になってきました。

 

 

ここは、「発見!タカトシランド」で、トシさんが、ゲストの大友花恋さんを連れてきていたのを見て知りました。

チーズが大好物という大友さんをおもてなしすべくトシさんがチョイスしたお店で、番組では、「ブルーベリーチーズ」が紹介されていました。

 

 

のんびりと店内に佇む牛さん。

この前で記念写真を撮る人も多かったりするのかな?

 

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六軒村

2022-11-21 20:03:17 | 札幌

まずはお詫びから。

昨日、今日アップする前提で、この記事を不完全な状態で下書き保存したつもりでいましたが、気が付かず公開しちゃってました。

数分後に気が付いて下書きに戻したのだけど、既に三件ほどリアクションを頂いており、大変失礼いたしました。

 

ということで、ここから本題です。

 

 

昨日の続き。

「福住厳島神社」の隣にある「開拓記念館」へ行ってみました。

 

 

写真撮影可ということなので、館内の様子を。

開拓当時の道具が多数保存されています。

 

 

お、「六軒村」という表示がありますね。

札幌市内には「二十四軒」や「八軒」という地名が現存し、中央区宮の森の一部地域も、かつては「十二軒」と呼ばれていました。

これらの地名は、いずれも、住民の戸数から取られたものですが、ということは、この「六軒村」というのも・・・?

 

 

やはりそういうことでしたか。

 

 

実は、「六軒村」の由来それ自体は知っていたのだけど、その「六軒」があったのが具体的にどの辺りなのかが分からなかったので、この記念館へ行って調べてみようと思った次第でした。

 

 

 

「発祥の地」というのもありますよ。

では早速行ってみましょう。

 

 

 

調べたところ、かつては「六軒村発祥の地」を記したプレートが設置されていたそうなのですが、十年ほど前に撤去されてしまったそうです。

何で撤去しちゃったんでしょうね。残念な話です。

と言いながら、先程の地図と写真を頼りに、地下鉄東豊線福住駅に近い住宅街へ。

 

 

 

 

場所はこの辺り。

先程の記念館の解説板に、「月寒川から南に6戸」とあります。

月寒川との位置関係も、当時のままです。

 

 

 

場所は分かったけれど、行ってみて残念だったのが、「十二軒」と違って、電柱に名前が残っていなかったこと。

「十二軒」も、「六軒村」と同じ、明治4年(1871年)にできた集落だそうだけど、電柱の地名に残る残らないはどういう違いがあるんでしょうかね・・・。

 

 

「十二軒」から「宮の森」へ - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

 ごく普通の住宅街。こういう場所に意外な痕跡が残されているのが、町ブラ(歴史散歩)の楽しいところなのです。  ん?「十二軒」?「八軒」と「二十四軒」...

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ともあれ、場所は分かりました。

痕跡らしいものがないとはいえ、こうして調べながら歩くのは、やはり楽しいものです。

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