北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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福住厳島神社

2022-11-20 16:09:36 | 札幌

 

久しぶりの神社の紹介。

「厳島神社」という文字が見えます。

 

 

札幌市豊平区福住にある「福住厳島神社」という神社です。

 

 

「厳島神社」というと、これまで住んでいた函館や釧路にもあるし、何より、広島県の宮島にある、大鳥居のある神社有名ですが、函館や釧路でこの名前の神社を見てきた感覚からして、航海や漁業など、海の安全に関する神社というイメージを持っていました。

だけど、札幌は御存知のとおり、海には面していません。ならば、この神社にはどのような由来があるのでしょうか。

 

(函館厳島神社)

 

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(釧路厳島神社)

 

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(宮島の厳島神社)

 

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「福徳萬世」と書かれています。

福住地区の開基百年を記念するもので、「萬世(ばんせい)」とは、「永遠」という意味があるそうです。

 

 

 

開基百四十周年として手水舎が寄贈されています。

寄贈者の「福住三六会」というのは、昭和46年(1971年)に、当時の福住地区の農家36戸で結成された団体だそうです。

近くに国道36号が走っているので、職業柄そっちを連想しちゃいましたが、違ってました。

 

 

ここでようやく神社の由来。

この神社は、広島県からの移住者が、明治17年(1884年)、故郷の厳島神社と農耕の神の二柱を奉斎し、この地に祀ったのが最初とされています。

当時は、鎮座していた場所の字名から「西山神社」と称され、同36年(1903年)、軍の要請により月寒地区の「月寒神社」に御神霊が奉遷されて御神体なき空の社殿となるも、地域住民の篤い信仰により、月寒神社の遙拝所として祭事が続けられ、昭和19年(1044年)、地名を冠し、「福住厳島神社」となりました。

平成4年(1992年)、広島県厳島神社及び札幌市の伏見稲荷神社からそれぞれ御神霊を奉斎して一社として存立することとなり、同8年(1996年)には、京都の北野天満宮からも御神霊を奉斎。平成19年(2007年)に、宗教法人「福住厳島神社」として申請し認証されました。

なるほど、広島県の厳島神社と深い関りがある神社だったんですね。

御祭神の中に「天満大自在天神」とありますが、これは、かの菅原道真公のことだそうです。ということは、学問関係の御利益もあるということなんですね。

 

 

 

 

これは何の石かな?

「成功者」という文字が読み取れます。

 

 

なるほどそういうことでしたか。

この石を持ち上げることに成功した人の名前が刻まれているのですね。

 

 

 

 

神社の隣には、このような施設があります。

 

 

 

実は、中にある「開拓記念館」が、ここへ行った本来の目的でした。

ということで、その辺は次の記事で。

 

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モザイカルチャー

2022-11-19 16:15:43 | 道外旅行記

 

一昨日の記事で、「池袋界隈には、他にもふくろうに関するスポットが沢山あるそうなので、次回はそうしたスポットも散策してみようと思います。」と書いていましたが、一つだけ、今回見つけていた場所があったので、紹介します。

池袋駅西口をブラブラしていたら、何やらほのぼのとする作品を見つけました。

 

 

 

 

親子でしょうかね?

 

 

 

 

おっ、gooブログですか?

早速拝見いたしました。リアクションもさせていただきました。

先日の「池袋の森」もそうですが、都心における自然の再生をテーマに、自然の大切さを訴えかける物語だなと思いました。

関連記事は10年前のものでしたが、ぜひ続編を期待したいと思います。

 

※ リンクは貼りません。直接入力で見てみてください。

 

 

 

なるほど、「モザイク」と「カルチャー」を融合させた造語ですか。

夢があって楽しそう。

 

 

 

「えんちゃん」。

初めて知りましたが、「森をつくる」という夢の実現、応援したいと思いました。

 

 

今回の東京旅行は、時間と予算の関係で限られた行動しかできませんでしたが、次回は、もう少し余裕のある行程にして、観光も楽しみたいと思います。

願わくば、コロナが落ち着いていて、安心して旅行ができるようになっていますように。

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二週連続ワクチン~その1~

2022-11-18 19:43:53 | 日々のもろもろ

 

 

タイトルのとおり、今週と来週、二週連続でワクチンを接種します。

第一弾の今週は、インフルエンザワクチン。

毎年職場で受けていたのだけど、今年は色々あって申し込みを失念してしまい、自費で医療機関で受けてきました。

受ける前に検温と問診があるのだけど、病院の中は暖房が結構強く、体が熱くなっていたので、もしやと思ったら、案の定、一回目の検温は37.1℃。

落ち着いて測り直したら36.8℃だったので問題なく接種できたけど、これでも私にとっては、平熱以上微熱未満ぐらいの数字。

まさかと思いながら、帰宅後に落ち着いてから測ると、何のことはない36.3℃でした。夜はこれくらいが平熱です。

今のところ、特段副反応らしきものはありません。

49年の人生で、インフルには一度しか罹患したことがないけれど、コロナとの同時流行が懸念されるこの冬、これで安心せずにしっかりと感染対策をしていこうと思います。

 

(人生ただ一度のインフル罹患)

 

人生初インフル - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

数日間更新が空いてしまいましたが、更新が空く前最後の記事の続き。3日(金)の記事のタイトルにした問いの答えがわかりました。あくまで今回の私限定ですが、実はこの間...

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さて、第二弾となる来週は、四回目のコロナワクチン接種。

24日(木)なんだけど、ちょっとこの日にしたことを後悔。

申し込んだ時点では、今月はまだそんなに忙しくならないだろうと思って平日にしたのだけど、ここへ来て急激に忙しくなってしまって・・・。

来週は祝日があるし、これで副反応で発熱とかがあり、金曜日に使い物にならなかったら、一気に他の日に皺寄せが行っちゃうので、来週月~火は、残業も覚悟のうえで全力を出すかな。(決して、今まで本気を出していなかったというわけではありません。念のため(自己弁護))

 

最後に、全然関係ないんだけど、ちょっと気になるコト。

毎朝、7時10分頃に家を出るまで、HTBの「イチモ二!」を見ているのだけど、このブログでも何度か話題にしている大野恵アナにしばらくお目にかかれていないんですよね。どうしたのかな・・・。

インスタは週1ぐらいで更新しているので、体調不良とかではないのかな・・・と思っているけど、ちょっと心配です。

 

 

大野 恵|イチモニ!ファミリー

12月24日生まれ B型★ブログ「めぐみ横丁」

イチモニ!

 

 

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いけふくろう

2022-11-17 20:00:00 | 道外旅行記

 

池袋駅東口にある「いけふくろう」の像。

待ち合わせの定番スポットとして広く知られており、私も、「遠足」で上京したときには、ここ以外の場所が効率的という事情がない限り、ここを待ち合わせ場所として活用しています。

 

 

初めてここを待ち合わせ場所にしたのがいつだったかは記憶にないけれど、このブログの記事では、この記事が一番古いものでした。

 

 

今日は仲間と - 北の風に吹かれて~独り漫遊記~

東京滞在二日目。今年は出張で何度も来ているせいか、プライベートで来るというのが、何となく感覚的にしっくり来なかったりしているのだけど、おかげさまで楽しく過ごせて...

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あれから11年。当たり前のように使っていたけれど、過去記事を読み返してみると、この場所の由来などについては触れていなかったようなので、この機会に紹介したいと思います。

 

 

こちらのとおり、設置されたのは昭和62年(1987年)と、決して「最近」ではないかもしれないけれど、かと言って、そんなに「昔」というほどでもないというところですかね。

私が初めて池袋に行ったのは、小学校6年生だった昭和60年(1985年)のことだから、そのときにはまだなかったということなんですね。

 

 

旧国鉄が民営化され、JR東日本が発足した昭和62年、「待合せの名所である渋谷駅のハチ公に対して、池袋駅にもシンボルを」との意見が出たことが、企画の理由だったそうで、どのようなキャラクターとするかを考えていく過程で、これは諸説あるそうですが、「池袋」の地名が、「ふくろう」が住んでいたということに由来するという説があったことから、「ふくろう」をモチーフにしたキャラクターとすることが決まったそうです。

素材となっているのは、安山岩の一種である「芦野石」という石だそうで、これは、当時の池袋駅の助役の一人が、この石の産地である、栃木県那須郡の出身であったことによるそうです。

 

 

 

 

 

平成18年(2006年)に、池袋第三小学校の生徒たちから寄贈された子供のふくろうの像には、歌が刻まれています。

メモしてくればよかったと後悔。「幸せ」「待ち合わせ」というワードは分かりますが、完全には読み取れません。

池袋界隈には、他にもふくろうに関するスポットが沢山あるそうなので、次回はそうしたスポットも散策してみようと思います。

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池袋の森と商店街

2022-11-16 19:46:50 | 道外旅行記

 

「遠足」と称したロケ地巡りを行った6日(日)。

仲間たちとは池袋で待ち合わせをしていたのだけど、天気もいいし、少し早めに行ってブラブラしようと思い、西口から出て、あてもなく歩いていると、こんなフラッグを見つけました。

商店街のど真ん中に「森」の文字。一体どういう場所なのかな・・・?

 

 

 

ということで、早速入ってみました。

 

 

それほど広くはないようだけど、商店街の中にあって、ちょっと景色が違う、落ち着ける雰囲気の場所だなと思いました。

 

 

ほほう、そういう歴史のある場所なのですね。

「島田牧場」というのは初めて聞く名前だけど、「跡地巡り」が好きなので、しっかりと反応しました。

現在は商店街になっている場所に牧場。突き詰めて調べてみると、色々なことが分かってきそうで興味深いです。

 

 

 

 

ザリガニがいるのかなと思ったら、放さないでくださいという注意書きでした。

せっかくの憩いの場なのに、そういうルールを守らない人がいるというのは残念なことですね。

 

 

 

 

お、これはまた楽しめそうな看板が。

 

 

 

職業柄、一目で見分けることはできなくても、名前ぐらいは聞いたことがあるという樹種が結構多かったりするのだけど、「コウヨウザン」というのは初耳でした。

スギの一種なんですね。

 

 

 

 

 

あ、これは聞いたことがありました。

掌のように大きく広がった葉が特徴的なんですね。

 

 

 

森のすぐ外側は、歴史がありそうな商店街でした。

 

 

札幌も例外ではなく、郊外型店舗に押されて、歴史ある商店街が衰退している地域が多いと思いますが、繁華街池袋にあるこの商店街はどうなんでしょうかね・・・。

 

 

 

「平和通り商店街」という名前で、戦後間もない昭和21年(1946年)に、周辺の小さな通りが合併してできた商店街だそうです。

 

 

 

 

 

 

立派なアーケードと可愛らしいキャラクター。

この商店街は、先程の「池袋の森」を舞台に、「アゲハとトンボを飛ばそう」というプロジェクトが進められているそうです。

ビル街に近い場所での、自然の雰囲気を蘇させる事業、応援したくなりますね。

 

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