楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


柿食えば~

2006年11月11日 | 料理・食べ物
 今年も、松本のWさんからあまーい甘柿をプレゼントしていただきました。美味しいです。

 柿については、奈良時代以前から柿の語が見られたり、平安時代宮廷内の果樹園に最も多く植えられた記録があるように、古くから栽培されてきました。大宮人も柿を食みながらお寺の鐘の音を聞いていたんでしょうか。

 甘柿の中にあるゴマという黒っぽい点々は、タンニンの集まり。甘柿も未熟なうちは渋いけれど、熟せばタンニンが不溶性になり、渋みが無くなります。

 「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われているように柿は健康食品。ビタミンCが豊富で、風邪の予防、血管の老化防止のほか美容効果も抜群。飲んべーさんには、二日酔いに効きます。

 初冬になって収穫されないまま枝に残され、鳥が啄む柿の木を見かけることが多くなってきています。寂しい風景です。

※今日は「電池の日」です。十一月十一日(プラスとマイナス)
 
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