大会7日目第1試合東京都市大学塩尻高校対大分明豊高校戦は午前8時にプレーボール。
春夏初めて甲子園に登場した都市大塩尻は惜しくも6対3で敗れた。6回裏明豊の攻撃は相原投手の制球が甘くなったの
を見逃さなかった。一挙6点。
失点はこの回のみだから惜しまれる。
都市大塩尻の攻撃はなんともチグハグだった。ノーアウトで7回も出塁したのに… ダブルプレーも4回。
それでも8回に犠牲フライで1点、9回も2アウト満塁から久保田が内野安打。セカンドランナー小山の好走塁もあって2点
を返したが、次打者がショートゴロ。甲子園の夏が終わった。
朝早い試合だったこと、阪神地方の猛暑と長い滞在期間、県大会優勝が決まってからの諸行事、初出場ならではのバッ
クアップ体制などいろんな要素があったと思われる。
こうした経験が何度もあって強くなっていく。
都市大塩尻高の健闘に拍手。ありがとう。
それにしても最近の投手はあまりにも変化球に頼り過ぎ。 確かに三振は多い。だがパスボールやワイルドピッチも多い。
小さくまとまっていては伸び幅がない。
※ スポニチの記事(8月13日午前8時投稿:GOOGLE ニュース スポーツコーナーに紹介されていた)
奪三振を“訂正申告”都市大塩尻、正々堂々散る
第93回全国高校野球選手権大会2回戦 東京都市大塩尻3-6明豊 (8月12日 甲子園)
東京都市大塩尻は終盤の粘りも及ばず明豊に3―6で敗れて初出場での白星はならなかった。
6回は1点を奪われてなお無死三塁。5番の佐藤を内角高めのカーブで空振り三振に仕留めたと思われたが、捕手の古谷が「バットに当たっていました」と審判に正直に申告。判定はファウルに訂正された。結局四球で生かして、この回一挙6失点となってしまったが、主将の古谷は「常に敵味方関係なく、正々堂々とプレーしろと監督に言われている。後悔はありません」と、きっぱり。打線も4併殺とあって新井孝行監督は「策がないと言えば策はないが、打てのサインの結果。私の采配ミス」とさばさばと話した。
都市大塩尻 4併殺も9回に意地の2点
東京都市大塩尻は攻撃が空回りした。4併殺に、新井監督は「策がないと言えば策はないが、打てのサインの結果。私の采配ミス」とさばさばと話した。
9回には2点を返して粘りは見せた。指揮官は「27アウト目を取られるまでは諦めるなと話している」と選手の奮闘を評価した。
▼古谷主将の話 攻めた結果の併殺や盗塁失敗なので仕方ない。これが自分たちのチームカラー。
▼相原投手の話(6回に崩れる)いい球を完全に捉えられて落ち着けなかった。今まで対戦してきたチームよりレベルが上だった。
▼久保田左翼手(3安打2打点)映像を見てイメージしながら素振りをしてきたので、直球の軌道が分かっていた。