昨夜6時からのTV朝日「相葉マナブ」で紹介していた節分の豆まき学習。
この番組は好きな番組だ。
・節分は年4回ある。立春、立夏、立秋、立冬。その前の日が節分。
なぜ2月だけ?=旧暦では1月末辺りが正月だったから。年取りの一連の行事となっていた。
・豆を炒る=魔目を射る
・福豆を一升ますに入れる。一升=一生 升=増す。福が一生増していく。
・臭いで鬼が来るのを防ぐ=柊の枝に目ざしの頭を挟んで玄関に飾る。
・豆まきは戸主が行う
・まくのであって、投げつけるのではない。
・戸を開けて「鬼はそと」と叫んだら、すぐ戸を閉める。そして、部屋の中に「福はうち」とまく
・鬼の顔とパンツ=鬼門の方角が牛と寅だから、頭に牛の角、パンツは寅柄。
・恵方巻は遊郭の酔狂から始まった。その後海苔業者が販売拡大策として復活。
・七福神にあやかって、玉子焼きやかんぴょうなど7種類の具を巻く
区誌によると、
年男か戸主、男の子が豆をまく。その後を家族が「ごもっとも、ごもっとも」と言ってついて歩く。
豆をまく時はまず恵比寿大黒様に。それから他の神様、仏様、お勝手、各部屋にまいて歩いた。
終わったら、自分の年の数だけ拾い、食べた。1回でピタッと合わすことが難しい。
また、掴んだ福豆を紙に包んで神棚に備えておき、その年の雷が最初に鳴った時に食べると、
雷が落ちないとか、禍がこないといわれている。
十二書きという習わしも。
豆がらを20cm位に切り、田作りの頭をさし込み、その下に十二と書いた紙を下げる。
また、木を半分に割った薪に炭で12本の横線を書いて立てかけておいた。
人間や農作物に害を及ぼすものすべてを防いでおきたいとの願いも。
一つひとつの行事は、生活の糧である農作物が順調に育ってほしい、農家の切実な祈りである。
その習わしは決しておろそかにできない。