スキージャンプ団体競技世界ランク5位のジャパンが銅メダル。
98年長野五輪で金メダルに輝いたのだが、ジャンプ陣の中でメダルがなかったのは葛西だった。
それから16年、精進に精進を重ね、世界からレジェンドと称されるまでに復活した。
4人の選手が2回ずつ飛ぶ団体戦。
1回戦の戦績は3位。
オーダーは、トップが清水礼留飛、2番手飯山市出身の竹内択、3番手は伊東大貴、トリをレジェンドがつとめた。
2回目のフライトは8チームで争う。
日本は6番目。
清水選手。1回目132.5m2回目131.5m。トップバッターは弱冠20才の青年がつとめた。
竹内選手。1回目127m2回目130m。いろんな病気に打ち勝って掴んだチャンス。見事に開かせた。
伊東選手。1回目130.5m 2回目132m。左膝の怪我。口に出せなかった痛さ。
葛西がトップに立てばメダルが確実になる。あとはドイツとオーストリアの出来次第。
ラージヒル銀メダルの葛西が決める。1回目・2回目とも134mジャンプ。
高い技術と精神力がチームを表彰台に押し上げた。
涙のインタビュー。若手の健闘を讃え、メダルを取らせてあげたかったと語った。