4月10日肺ガンで映画監督大林宣彦さんが亡くなった。
82歳。広島県尾道市出身。
ふるさと尾道市で撮影された尾道三部作
「転校生・時をかける少女・さびしんぼう」は
人気を集めた。
昭和の終わり頃、当時の小野光洪市長から命じられて
一人で尾道文学館を訪ねた旅を思い返している。
市長には短歌の館を建てたいという思いが強く、
無投票となったため選挙期間中にそこを訪れている。
文学館の管理人から市長を案内したことを聞かされた。
坂を登った所にある古い棟割長屋が文学館となっていた。
小説家志賀直哉が新婚夫婦の長屋の一室に住まい、
「暗夜行路」を執筆したという。
入り口付近には大林作品のロケ写真が掛けられていた。
その後塩尻短歌館は庄屋の古民家を移築し、
平成4年に開館の運びとなった。
大林さんの名言:
人はありがとうの数だけ優しくなり
ごめんなさいの数だけ賢くなり
さよならの数だけ愛を知る
慎んでお悔やみ申し上げます。
☆10日に松本保健所管内で感染が確認された4人のうち50代の男性は、
広丘郷原アルプス工業団地内の三全精工(株)の役員と発表された。
市民で初めての感染者ということになる。