出遅れて覚悟はしてたけど‥、車を置く場所がありません。
幸いにも?最上流部の入り口だけ空いていたので其処から入ることにしましたが、100m下流側には先客車が。
濁りは殆どありませんが流れはこんな感じ、石の感じから10cmは確実に水位は上がってます。
不覚にも水温計を忘れた(失くした)ため、正確なところは分かりませんが手を入れた感じでは間違いなく、一桁でしょう。
2時間で悲しいかな、Maxサイズはコレ。遡行する先々で濡れた石を目にするのは精神衛生上も良くないですね。
唯一の救いは天候は回復もハッチがなく、魚の活性が低いであろうこと。先行者が居ても魚が流れに出ていなければ然程影響はありませんからね。
それに賭け、牛歩戦術としました。
流れも心なしか細くなり、ライズが起こりそうなポイントも少ないです。
朝は寒さからレインギアを羽織ってましたがこの時点では暑く、遂に脱いだんですが状況は上向かず、目立ったハッチは未だまだ‥。
11時を回ったあたりからカディス、フタスジがパラパラ出だすとライズは無くても魚が動き始めたようで全く無反応だった瀬に変化あり、です。
さすがにサイズはこんなモンですけど、贅沢は言えませんね。
思惑ズバリ!?、水温も上がってきたのか瀬ではフライを追ってくる魚も出てきました。
明らかに魚のスイッチ、入ったようです。
でも、ニッコウっぽくない横腹ですね。どちらかと言えば、ヤマトっぽい気がするのは気のせい?。
この魚もニッコウ系には見えませんがココのイワナは原種だけなのでコレが本物のニッコウイワナなのかもしれませんよ。(笑)
圧巻は15時過ぎ、もー、パラダイスでした。が、良いことばかりではありません。撤退場所が‥。
常套手段で禁漁区の看板がぶら下がった枝沢に入り込むも、直ぐに背丈以上でしかも密な篠竹林が待ってました。
車の音は聞こえるのに遠い遠い、やっとの思いで道路に這い上がった頃には笹っ葉だらけで汗だくでした。
複数の枝沢を禁漁にすることで、放流しなくても魚が増えるんですから自然って、凄いですね。
この上流側に2人、映っていませんが待機が2人。
で、ライズは瀬の開きで単発のみ。19時過ぎまで目前で飛沫を目にすることはありません。キャストもすることなく遂に撤退です。
<追伸>
新調した「つりメガネ」。慣れのせいかもしれませんがイマイチ。(笑)
ただ、赤のジャケットは集中している時は気になりませんが気にし出すと、赤い輪郭が視界に入ってくるのでいただけません。黒く塗っちゃおうかな。