何の収穫のないまま、早くも中日の朝を迎えてしまった。
このエリアで可能性のある流れは皆無か、そんなことを考える中、導いた答えは?
「大移動」
4時にホテルを出発です(笑)
120km先の流れです。
この橋下は深い流れで一級ポイントだったのに、見事に埋もれちゃってます。
とりあえず、
朝飯ですね。
6月とは思えない空気のヒンヤリ感、暖かいのに救われます。
来る途中、どこぞでは氷点下だったとラジオがのたまってましたが当にその流れそのものの様でした。
肝心の流れはと言うと、ここも爪痕の例外に漏れず・・・
流れが左岸を削ってしまいこの有様。
こっちは河畔林が溜まってて良いポイントかと思いきや、上流側へ回って見ると、
あら? 流れがない!
更に遡行してみると、流木により堰き止められた流れがオーバーフローして河畔林側へ逃げた結果でしょうか、以前は川床だったここも十何年後には河畔林と化してしまうのでしょうね、きっと。
これも自然の成り行きなのでしょう。人工的な構築物なんてそのサイクルを阻害してるとしか思えませんが、人との共存を考えるとそれもやむを得ないかも、難しいですね。
肝心の魚はと言うと、数は出るものの芳しくありません。
以前のココはこんなもんじゃなかった・・・、如何せん60cmと61cmが出た川なのですから。
牧草地側から流れをエスケープすると足元には食べ頃のワラビが沢山、関東だったら迷わずロッドを放ってたでしょう(笑)
数は出るもののサイズはここまで。
それでも過去の栄光という見えない何かが歩を先に進めます。
ハルゼミは居るのにライズは皆無。
因みにひっくり返すと、
こんな感じ。
こんなコントラストをデフォルメしたFlyがこれ。
上のはちょっと前に拾ったセミフライ(だと思う)
4Xのティペットに結ばれた下の方がソレです。
うーん、・・・どっちもどっち、か。
流れは相変わらずこんな感じ。
ポイントが少ないので体力勝負、流れに足を取られるようになってきたので最後と決めたポイントで細やかながら今日一のドラマが。
辛うじてのヨンマル越え。
今日も歩いたー、もう限界! 戻ります!
怠い脚だけどホテルまで120km、安全運転で帰りましょう。