football smile

the days turn into months and years

WC日本vsブラジル(NHK録画)

2006-06-25 | football
FIFAワールドカップ・ドイツ大会 グループF 第3戦
2006年6月23日(金)4:00キックオフ
ドルトムント(NHK録画)
日本 1-4 ブラジル

ヒデは、ピッチに倒れたまま起き上がろうとしない。監督がインタビューに応えている間も、選手がサポーターへ挨拶をしている時も、ピッチに倒れたまま起き上がろうとしない。画面には、その様子が何度も映し出される。それを見て「ああ、終わったんだなあ」と実感することができる。

なぜ、倒れたまま起き上がろうとしなかったのか?きっといろいろな人がいろいろなことを言うと思うけど、本当のところは本人にしか分からない。彼はその時の気持ちを話すだろうか?話さないんじゃないかなあ。

個人的には、ヒデのようにハッキリとものを言う人間は苦手だ。それがどんなに正しいことで、それが勝つためにどうしても必要であったとしても、彼のような振る舞いには疑問を感じることがある。もっとやりようがあるんじゃないか、などど思ってしまう。でも、この試合後のヒデを見ていたら、少し彼が好きになった。

これで日本代表のW杯は終わってしまった。オーストラリアに負けたのが予定外だったとか、クロアチアには勝てたとか、決定力不足が問題だとか、守備が崩壊したとか、戦術がどうだとか、暑さがどうだとか、監督がどうだとか、これから様々な議論が巻き起こるだろう。次へ進むために、それは必要なことでもあると思う。そして結局今回も結論はこうだ。やはりヒデはすごい。

2006年W杯ドイツ大会の日本代表を思い出す時、真っ先に頭に浮かぶのは、ピッチに倒れたまま起き上がろうとしないヒデの姿であることは間違いない。
コメント (2)
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