そろそろ退院が近づいてきた。
この期間限定病院別荘にお篭りリゾートプチいんとん生活もあと2夜で終了だ。
残念だなあ。
たぶんもしかするとこんな贅沢は、人生の中でそう何度もないかもしれない。その割には有効活用しなかった気もするけれど、iPhoneというメディアが入院に間に合ったのはすこぶるつきの僥倖というべきかもしれない。
iPhoneは喋れない私のために用意されたようなメディアでした(笑)
それと適度にわかりやすい
サンデル教授『これからの「正義」の話をしよう』
と宮部みゆきの『あんじゅう』
入院には、面白い本といいメディアが不可欠だ、というお話。
かつて、入院といえば世間から隔絶されて面会者を首を長くして待つ(堀辰雄の小説かっ!)とか、手紙というメディアがせいぜい。
そのあとはラジオ→テレビときました。
病院内でも携帯をマナーモードにしておけばオッケーという約束事だったのには感謝感謝です。
これがケータイは外で、とか言われたら
「ヴワアアアアぁ」
ってなっていたかも。
ま、そうなっていれば本は倍ぐらい読めたんでしょうがね^^;
これでエスプレッソマシンが部屋にあれば、とか言ったら神様にぶっ飛ばされますよね……。
テレビはほとんど見ませんでした。
私の生活にTVはほぼ不要なんだな、と再確認。
ちらっと欲しいなとおもう瞬間は、高校野球(地元チーム)と政局情勢、それに不幸な事故や災害の情報です。並べただけで不謹慎な感じですね、すみません。
あとは知っていれば特集番組とか、ぐらいかなあ。
老後は基本、ネットと本があれば生きていけます。
あとはお酒のみに出かけて行ってヒトに合えばよい。
昔、郊外に住んでいた隠遁めいた人たちも旅をしてさまざまなヒトや自然に出会い続けていたのだろうし、ヒトを訪ねたり、また来訪を受けて喜んだりもしていたのだろう。
本もネットでのコミュニケーションも旅も、本質は「交通」「交流」「異質なものとの出会い」だ。
入院最後の本は、その交通について考え続けている柄谷の1冊『世界史の構造』。
読み半端で入院になってしまったものだから、読了して夏休みを終えたい。
明日ぐらいは真面目に朝から読書しよう。
この期間限定病院別荘にお篭りリゾートプチいんとん生活もあと2夜で終了だ。
残念だなあ。
たぶんもしかするとこんな贅沢は、人生の中でそう何度もないかもしれない。その割には有効活用しなかった気もするけれど、iPhoneというメディアが入院に間に合ったのはすこぶるつきの僥倖というべきかもしれない。
iPhoneは喋れない私のために用意されたようなメディアでした(笑)
それと適度にわかりやすい
サンデル教授『これからの「正義」の話をしよう』
と宮部みゆきの『あんじゅう』
入院には、面白い本といいメディアが不可欠だ、というお話。
かつて、入院といえば世間から隔絶されて面会者を首を長くして待つ(堀辰雄の小説かっ!)とか、手紙というメディアがせいぜい。
そのあとはラジオ→テレビときました。
病院内でも携帯をマナーモードにしておけばオッケーという約束事だったのには感謝感謝です。
これがケータイは外で、とか言われたら
「ヴワアアアアぁ」
ってなっていたかも。
ま、そうなっていれば本は倍ぐらい読めたんでしょうがね^^;
これでエスプレッソマシンが部屋にあれば、とか言ったら神様にぶっ飛ばされますよね……。
テレビはほとんど見ませんでした。
私の生活にTVはほぼ不要なんだな、と再確認。
ちらっと欲しいなとおもう瞬間は、高校野球(地元チーム)と政局情勢、それに不幸な事故や災害の情報です。並べただけで不謹慎な感じですね、すみません。
あとは知っていれば特集番組とか、ぐらいかなあ。
老後は基本、ネットと本があれば生きていけます。
あとはお酒のみに出かけて行ってヒトに合えばよい。
昔、郊外に住んでいた隠遁めいた人たちも旅をしてさまざまなヒトや自然に出会い続けていたのだろうし、ヒトを訪ねたり、また来訪を受けて喜んだりもしていたのだろう。
本もネットでのコミュニケーションも旅も、本質は「交通」「交流」「異質なものとの出会い」だ。
入院最後の本は、その交通について考え続けている柄谷の1冊『世界史の構造』。
読み半端で入院になってしまったものだから、読了して夏休みを終えたい。
明日ぐらいは真面目に朝から読書しよう。