龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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スピノザ哲学の射程

2012年06月05日 00時05分12秒 | 大震災の中で
國分功一郎『スピノザ入門』講座第1期のまとめとして、講座の最後に総論的な話をしていただきました。

スピノザ哲学の射程
http://blog.foxydog.pepper.jp/?eid=980370
としてメディア日記にアップしてあります。よろしかったらぜひ。

デカルト→スピノザ
という流れと
ホッブズ→スピノザ
という流れと

がお話の中に出てきて、いろいろまた考える楽しみが増えました。
特に、
『「「デカルト」を読むスピノザ」を読む』
という形になる第2期(7/7,7/21,9/15)の講座がさらに楽しみです。

「デカルトを脇においてスピノザを考える」
「ホッブズを脇においてスピノザを考える」

つまり、スピノザはスピノザをそこに置いて考えたんじゃよく分からないっていう種類の存在なのかもしれない、と。

文体にもそれは表れていますよね。
というか、文体というのにふさわしくないような、むしろ「態度」とでも言ってしまった方が適切であるかのような表現の様態の特徴。

ある種の徹底性、あっけらかんと行けるところまでいってしまう思考スタイル、とでも言おうか。
その辺りも含めて、ますますワクワクです。

よろしかったら第2期講座(朝日カルチャーセンター新宿校)、いかがでしょう?