NHKこころの時代「シリーズ私にとっての3.11」「奪われた野にも春はくるか」写真家鄭周河を見た。
http://monodialogos.fuji-teivo.com/ubawaretanonimoharuhakuruka/comment-page-1#comment-2189
これはすばらしい番組だった。
同じシリーズで徐京植の番組の方は、切れ味が鋭い分だけズレがちょっと辛いモノローグになっていたのに対して、鄭周河のドキュメンタリーは、あくまで静かに、しかし深いところで対話=共振しているのを感じた。
できれば、二つを見比べてぜひ感想をお聞きしたい、と思うドキュメンタリー二本でした。
どちらも、南相馬市在住の佐々木孝さんという方のブログ「モノディアロゴス」からの引用です。
徐京植との対話の中で、
「ステイトでもなく、ネイションでもなく、カントリーなんだよね」という佐々木さんの声が響く。
おそらく、東京で大学の先生をしていた彼にとっての南相馬は、ずっと人生を生きた場所ではあるまい。
しかし、きっと、生きた時間の長さだけで「お国」が決まるというわけでもないのだ。
モノディアロゴス
http://monodialogos.fuji-teivo.com/
も、一度ぜひ訪問されたし。