龍の尾亭<survivalではなくlive>版

いわきFCの応援、ソロキャンプ、それに読書、そしてコペンな日々をメモしています。

『マニフィセント』を観るべし。

2014年07月27日 12時42分41秒 | 大震災の中で
『マレフィセント』はまさにアンジェリーナ•ジョリーのための映画だった。
CGとしては、妖精のゴッドマザーとしての羽根の偉大さ、かっこよさが出色。
強さも弱さもあり、光の中の闇と闇の中の光もあり(光と闇の二項対立じゃありません、念のため)、映画も90分とコンパクト。
よくできたエンタテインメントはこうでなくちゃ!
ナレーションで短くしているのは予算の都合もあるのかもしれないけれど、その辺りもテンポが良くて切り飛ばされた感じは薄い。
まあお話は誰もが知っている『眠れる森の美女』だから、これだけ飛ばしても大丈夫なんだろう。
でも、そういう段取りをこれだけ魅せる違いってなんだろう、と思わずかんがえてしまいました。
『超高速•参勤交代』
だって、参勤交代を連続かつ高速でやる、という無理難題をなんとかクリアするという意味では枠組みが決まってるのは同じ。
シナリオに時間をかけないといけないタイプの娯楽性の高い「物語」はやっぱりそういうシステムが、整ったアメリカにかなわないのかな。

まあ、それはさておき、私は『マレフィセント』は映画館で見る価値のある映画だと思います。

『思い出のマーニー』は原作がいいけどアニメもあり、という感覚だけれど、この映画はこのアンジェリーナ•ジョリーの映画でなくっちゃ、と感じさせる。