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尼僧堂でのご葬儀

2022-12-03 07:56:25 | Weblog

12月3日(土)曇り【尼僧堂でのご葬儀】

昨日は、久しぶりに名古屋の尼僧堂に行ってまいりました。4年ぶりでした。
友人のご葬儀でした。
長い間尼僧堂の先生としてつとめていましたので、尼僧堂でのご葬儀となったようです。堂長老師のお弟子さんでもありました。90歳近い堂長老師が葬儀を勤めることになりました。

私にとっては、尼僧堂で提唱をなさったときの本師のお世話をよくしていただき、信頼できる大事な法友の一人です。優しい心根の人でした。

台湾から日本に留学してきて、そのまま尼僧堂に安居し、尼僧堂の先生として30年近く奉職してくれた人です。今日は、どうしても電話しなくては、と安否の電話をいれたのが、27日でした。すでに昏睡状態ということでした。それほど悪いとは思っていなかったのです。

耳は聞こえているというので、「またあの世で会いましょうね。〇〇さんと会えてよかった。」と伝えました。「余語老師が迎えに来てくれるから、安心、大丈夫。」と伝えました。

翌日の朝、遷化なさいました。

今、これを書きながら、ふと思いましたが、私の最期に同じ言葉をかけてくれる法友はいるかな、と。
〇〇さんのように、私も優しい心をもっと養いたいと思いました。

友よ、冥福を祈ります。ますますのご修行を。