2月3日(金)曇り【少子化は本当に問題か?】
当寺の檀家さんも、将来はお墓じまいをしなくてはならない家が数軒あります。結婚なさらない跡継ぎの家が数軒、お子さんのいないお家も数軒、お子さんが欲しくてもコウノトリが連れてきてくれない家も数軒、当寺のように割合に規模の小さなお寺でも、そのようなことがありますので、日本全体から見ますと、人口の減少は本当に切実に感じています。
政府は、異次元的少子化対策云々と唱えているようですが、お金の問題だけではないことを詳しく調べて、少子化を止めたいのなら、いろいろと策をたてねばならないでしょう。
ところで、最近スエーデンの弟から聞いたことですが、スエーデンの人口は約1200万人、東京都の人口くらいだそうですが、国土は日本の2、5倍くらいあります。それでも国として今までも成り立っているのです。
日本は、中学生の頃、人口密度の高い国、狭い国土に人口が多い国として学んだような気がします。
また、スエーデンの国会議員は職業を持っていて、国会のある時には、仕事を休み、日当をもらっているのだそうです。270人くらいの議員数だそうです。日本の国会議員は何人だったでしょうか???職業政治家が多すぎますし、国会議員に払っている報酬が多すぎはしませんか。
少子化の問題は、年金制度の崩壊につながりますが、国会議員先生たちの高額な報酬と高額な年金をストップし、もっと有効なことに税金を使ったらどうなのでしょうか。いつも反対政党の足の引っ張り合いをし、どうでもよいことを国会中継でもが鳴りあっています。
年金としてプールしてあったお金を使ってしまったのは、国会議員たちだということを言う人もいますが、真偽のほどは私にはわかりません。
スエーデンには、ノーベルという強い味方がありますので、国としては裕福かもしれませんので、国民の血税を搾り取っている国とは違いますので、少子化は確かに問題でしょうが、少ない人口でも、豊かに暮らせるような政治家のハンドルは握れないのでしょうか。(後で気が付きました。スエーデンの税金も半端な額ではないと聞いています。)
水源のある土地を、中国の人に買占められることにストップをかけることに政治の力を使ってください。お金が少なくても幸せに暮らせることの見本に政治家がなってください。ご自分たちの報酬を減らしたり、国会議員特権をやめましょう。
ここで、こんなことを書いていても、実は何の役にも立ちはしないのですが、今日は、実はすごく疲れていまして、いつ自分もあの世に逝くかわからないと切実に思いますと、書かずにはおれません。
地球人類の滅亡の啓示を受けてより、あの世に帰り逝く人を見送る役を、日本の一隅で勤めてより、ジッと世の中の動きを見ています。
少子化はやむを得ないとしても、毎年「良縁満足」を祈っている当寺の檀家さんのお一人に、どうか祈りが叶いますように。
皆様、いつお迎えがくるかわかりませんから、日日、刻刻、お大事に、自分だけの利ではなく他も助け、そして楽しく生きあいましょう。短い人生です。