2月22日(水)晴れ【降魔印】
嬉しいことがありました。お内仏の印相が分かりました。降魔印でした。韓国の有名な仏師の方におつくり頂き、韓国から背負ってきたのは、今から15年ほど前になるでしょうか。時々、このお釈迦様の印相は何なのだろうか、と思いながら、どうも見つけられませんでした。
中村元先生の『ゴータマ・ブッダ』を今読んでいまして、説法印のことが出てきましたので、それを確認した中には、施無畏印や与顔印、説法印はありますが、お内仏のお釈迦様の印相はやはりありませんでした。
そのうち「サールナートの仏教寺院」についての記述がありましたので、インターネットでサールナートの仏教寺院を調べました。その中の壁画の中に、同じ印を見つけました。釈尊が悪魔の誘惑を退けている降魔のシーンです。日本の野生司香雪(のうすこうせつ)画伯が描いた壁画です。
今まで見た降魔印は、人差し指の一本が地についている印相でしたので、写真のような印相ではありませんでした。とにかく嬉しいです。まあ、今まで、真剣に探さずに、疑問をほおっておいたのです。
初的な私の知識不足でした。でも、本日わかりましたので嬉しいです。
*よくよく見ましたら、サールナートの壁画は、右手の掌が外を向いています。お内仏のお釈迦様の右手の掌は内に向いています。残念です。この印相は、やはり分かりません。お釈迦様が、印相をといてリラックスしているみたいな感じが今しました。
*今日は、あなたと健康の東城百合子先生のご命日です。
*後から気が付きましたが、聖徳太子様のご命日です。