2月19日(日)曇り【このままでは死ねない】
ちょっと物騒なタイトルですが、ご訪問の方々が、アクセスされた過去の記事の中に、遺偈について書いた記事がありましたので、読んでみました。「幻-禅僧の遺偈」という題で書いた記事です。2006年頃の記事ですが、この頃は、よく調べて書いています。我ながらよく勉強していたころかもしれません。
そのころは遺偈を作るような心境ではありませんでしたが、この頃は、書いておいた方がよいかと、いう気がします。しかし、とてもこのままでは死ねない、という思いで、今朝は目覚めました。寺の住職にはそれに伴う責任があります。一番は、後継者の問題です。
「このままでは死ねない」、という反面「いつ死ぬかわからない」ということがあります。
僧侶という生き方は本当に味わい深い生き方です。この生き方を伝承していきたいものです。かつては、多くの出家者がいましたが、現在は出家という生き方の選択肢を知らない人が多いのではないでしょうか。
皆さん、あの世に帰るときに出家するのではなく、生きている間に出家してはいかがでしょうか。