2月18日(火)晴れでも寒い【と、ある日の奇跡話】
電車の中で、どの本を読もうか、積読の中から、持って行こうと思ったのですが、今日は尼僧団の話だから、これにしよう、と、なんとなく尼僧団のコーナーにしまっておいた本を引っ張り出して手にしました。
それは『舟にきざむ』という尼僧の大先輩である小島賢道老師がお書きになった本です。
電車の中で、ページを開いて読むうちに、中に数枚の短冊が挟まれていることに気が付きました。
なんとそれはルンビニ園という養護施設の理事長をおつとめくださった恒田仙英先生のお手紙でした。
今日は、富山では恒田先生の一周忌です。
胸がいっぱいになりました。
帰りの電車のなかでも、ちょっとしたことがありました。
二日後の法事の人が、亡き人がお好きだったというデルフィニュームという花を飾ってほしいと、言われました。
そのような花は、いつものお花屋さんにはなさそうで、二軒ほど見てみましたがありません。また明日探しましょうと思いながら、最寄りの駅のホームに電車が入ろうという時、線路沿いに「花」という文字が目に入りました。私の車を停めてある側と反対側でした。
いつも降りる駅の傍の花屋さんですが、10年以上住んでいますが、知りませんでした。
暗くなっていましたが、思い切ってその花屋さんを目指しました。
デルフィニューム、ありました。
さらに「〇〇さんですか」と花屋の主人に言われました。「2回ほどお誕生日の花をお届けしたことがあります」と言われました。
そして、荷物が一杯の上に、花を抱えて歩くのは大変でしたが、私の車を停めてあるところまで、送ってくださいました。
と、こんな奇跡話です。友人に言いましたら、それは自動操縦されているのだそうです。
数十年前は、よく見えざる世界からの通信を受けていましたが、気の弱い私は、書かれている世界の方に逃げました。霊能者になるタイプではない、と自分で決めまして、その通信を受けないようにしたのですが、今ならば、少しは大丈夫かもしれませんね。