2月28日(日)晴れ【寺の番人】
今日は2月の晦日です。速いですね。
朝の行持をもう少し書き足します。まず鉄瓶のお湯を沸かして、仏さまにお茶入れ。7匹の猫のエサやり、それから暁天坐禅(すでに朝天ですが)朝課、ご祈祷、韋駄尊天諷経、お墓のお参り(祥月命日の家の墓所にはお線香を手向けます)。戻ってからウイルス対策のお茶(梅肉エキスと梅干しの黒焼き等)それから朝ご飯は御餅を一枚(朝は空腹を味わいます)これはいつも同じです。(この頃寒いので、朝の体操は休みです)
本日午前中は、猫と境内散歩、終ってから内猫の足ふきと体拭き、それから大変、法事の方がすでに見えました。四十九日忌と納骨.
午後は総代会(議題は、本堂の天井板が雨漏りでシミがひどいのでその貼替えについて。寺の所有地についての疑問ー昭和46年に2万坪近くあったことが、前総代さんの細かい記録から読み取ることができ、さらに美濃紙に書かれた所有地の全地図も出てきましたので、不動産屋さんに閉鎖謄本というものを取ってもらいしらべました。まことに寺の番人の仕事です。しかし、ほとんど寺の周り檀家さんの所有になってしまっていたことが分かりました。昭和46年以降も戦後の農地解放は行われていたということなのでしょう。戦後まもなく行われたと思っていました。)。終って来客、お帰りになってから鐘撞き、猫7匹のエサやり、そして今パソコンの前。
いつもいろいろと用事があり、毎日はスピードに乗って過ぎてゆきます。それこそ、どこにも出かけることはありません。ほとんど寺の中です。住職とは、寺の管理人と思っていましたが、いや、寺の番人に等しいと思います。
今まで、屋根の上でお寺を見守っていてくれていた鬼さんを作り直しの為に降ろしました。約50年間、ご苦労様でした。私は番人としては、まだまだ鬼さんには敵いません。
近くで見ると大きいですね。子鬼が北側にありましたが、ぼろぼろになって
いました。クレーン車で鬼さんを釣り降ろすところです。
この鬼さんは銅板製ですか!
こちらでは瓦せいが普通なので、とても新鮮です。
瓦だと一人で持てません。(^^)
なかなか大変です。50年くらいで野地板も割れているところもありました。今は質の良いルーフィングがありますので、多少持つかもしれませんが、100年は無理かもしれません。