
1月4日(月曜日)に初出勤した。しかし4日まで休みの会社が多くほとんど電話もかかってこない。午前中で仕事を終え、昼からは年始の浅草を見てみることにした。浅草寺に向かって歩くと途中消防車がずらりと並んだでいる。「また火事か!」、この地区は木造住宅が多く残っていて、しかも住民は年寄りが多い。したがって火事も多く、年に何回かはこんな現場に出合っている。


野次馬根性で火元と思われる方に歩いて行くと、周りを囲んでいた消防車を11台数えることが出来た。しかしどの車もホースを伸ばし消火活動をした跡が見えない。近くの消防士に聞いてみた。「火元は何処ですか?」、消防士の答えは「調理中の煙を見て、火事と勘違いした住民の通報でした」、私「迷惑な話ですね」、消防士「・・・・・・・・」
何と言う無駄であろう。今まで何回か火事現場を見たが、どんな小火(ボヤ)でも10台以上の消防車とパトカー2~3台が集まる。よってたかって火事の延焼を防ごうというのは良いのだが、一方何時もこれほどまでの陣容が必要なのだろうかとも思う。今回のような誤報で振り回される消防活動を考えると、通報内容にもよるが最初は3~4台の体勢で駆けつけ、現場の状況をみて順次増強していけば良いのではないかと思ってしまう。
次に昨年12月に浅草六区にオープンした「まるごとにっぽん」という商業施設に行ってみることにした。



1階は食品階

世界中から厳選したコーヒーと紅茶をお届けするという振れ込みの澤井珈琲

2階と3階は雑貨と衣料、4階は飲食階になっている



1包1回分になった漢方のパック

帽子の製造実演



この「まるごとにっぽん」のコンセプトは、地域情報の総合拠点として地方自治体や地方事業者が出店して情報を発信できる仕組みを構築し、「真の地域振興の拠点」を目指す。浅草の再開発とともに、地方の村おこし、町おこしを助ける役割を目指して行く、という大仰なものである。しかし売り場を見て回ると、なんとなく企画倒れの感じがする。入っているテナントはどこもこじゃれた感じで取り澄ましている。日本橋に有ればまだ様になるのだが、ここは浅草である。住民は年寄りが多くターゲットには不向きである。浅草に来た観光客を狙う計画なら、観光客は浅草を見に来たのであって、こじゃれた店は期待しない。館内はお正月で人は入っていたが、実売には結びついていないようである。早晩手直しが必要になるように思った。
「まるごとにっぽん」の店を出て初詣客で賑わう浅草寺へ

これが下町浅草の雰囲気である。

大衆劇場「木馬館」

バックパッカーの観光

人力車に乗る外国人

浅草寺

浅草寺のカメラスポット雷門

スマホで自撮りする観光客
(この女性、上の写真にも下の写真にも写っていた。捜せますか?)

ちらほらと和服の参拝者も見られる

仲見世

ごった返す仲見世通り

仲見世通りと交差する新仲見世通り

宝蔵門と五重塔

香炉の傍でカメラを構える外人

彼は何度もシャッターを切っていた

線香の煙を浴びる光景が珍しかったのだろう

本堂


顔の部分を金網でガードしたガードマン

足元には賽銭が散らばっている



出店


浅草寺からスカイツリーまで直線距離で1300m
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