60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

水彩画教室(7)

2013年10月04日 08時19分54秒 | 美術
 水彩画教室に通い始めてもう直ぐ2年になる。1年半が過ぎたころから少し描き方を変えてみた。色鉛筆の芯先は丸くなるため色の境目や細かな描写が難しい。先生にその事を話すと、「耐水性のペンで輪郭を描きその上から色を乗せる方法もあります」とのこと、早速ペンを買って試してみる。1枚目2枚目は従来の描き方、三枚目以降が耐水性のペンで輪郭を描いてから色を塗ったものである。確かに絵はシャープに描けるが、その分単調な絵になってしまうようにも思う。どの部分をペンで描き、どこはペンを使わずに色鉛筆だけで描くか?そこがポイントのように思う。(絵は5月から順に9月までのものを並べてみた)

      
                             新潟市

      
                           成田市 宗吾

      
                  上の絵と同じ風景を輪郭線を入れて描いたもの
                 上の絵と比べてシャープになりすぎて冷たい感じになる

      
                              浦安

      
                              城ヶ島

      
                         飯能市名栗湖(有間ダム)
                   山の端の重なりをペンで描くと単調になってしまう

      
                              皇居

      
                          葉山から見た富士山
                 「山と空、山と雪の境のようにぼんやりしたところは
                 ペンを使わない方が良いですよ」と指摘を受ける

      
                          多摩丘陵 古道
       「道と草との境は単純な線ではなく、もう少しリアルに描きなさい」と注意を受ける

      
                              日光

      
                         東松山市 箭弓稲荷

      
                         多摩市 聖蹟桜ヶ丘
                 「絵になってきましたね」と少し褒められた作品

      
                           さくら市 鬼怒川

      
                             古民家
          「あまりアップで描かず、もう少し引いて描いたほうが遠近感がでますよ」

      
                             新潟市

      
                           群馬県 安中市

      
                             栃木市

      
                           千葉県 館山市

      
                           横浜 外人墓地

 「今年いっぱいでこの水彩画教室を中止にします」とカルチャーセンターから先生の方に内示があったそうだ。理由はフラダンスやベリーダンスの方が人気があり、今順番待ちの状態、そのためこの教室をレッスン場に改装するとのこと。会社も営業効率を上げなければいけないから仕方がないのだろう。しかし今まで習ってきた生徒からすればガッカリである。生徒の何人かが「個人的に教室を開いてもらえませんか?」と先生に懇願する。それに対して「水道橋に知人が事務所を持っているので、場所を借りられるかどうか相談して見ます」と先生は答える。個人教室が開催されれば私も参加する方に手を上た。
 今習っている先生はそれぞれの生徒のスタイルに合わせたアドバイスをしてくれる。それが初心者の私にはありがたいのである。折角2年間習ってきたのだから、もう少し教えてもらいたい。老後対策と思い習い始めた水彩画、できればあと1年、とりあえず3年間習えば、描くことに多少の自信ができるように思うのだが、






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