10月で水彩画教室に通い始めて丸5年が経過した。「よく続いたなぁ」と思う反面、「5年やってもこの程度か」という思いもある。なにが不満かと問われれば、絵が自分の物になっていないということである。新しい絵を描こうとする都度、ここはどういう風に描き込めば良いか?この色はどの絵具と絵具を混ぜれば良いのか?全体のメリハリはどうつければ良いのか?等々迷いは多い。迷えばその都度先生に教えてもらう。その回数は1枚につき2~3回、そして最後に先生に手を入れてもらい完成である。だから自分の作品としての実感が持てないのであろう。それが習い事なのであろうが、それを何時まで続ければ自分として納得いく作品になるのだろう?、そういう思いである。
歳を取るに従って憶えも悪くなっていくし、絵筆も上手くコントロールが利かない。そんなハンディーを克服する方法として、なるべく多く描いて体で覚えるしかないと思っている。だから今は1回2時間の教室で2枚を仕上げるのを目標にしている。そのために事前に2枚の下絵(デッサン)を描いて行き、教室ではひたすら色を付けることに没頭する。先生に教えてもらった色の配合を憶えるためにパレットの絵具の下にシールを貼って忘れないようにしたり、配合比率によって変わる色の変化を別の画用紙で試してみたりもしている。そんな試行錯誤の2時間はアッというまに過ぎてしまう。たぶんこれだけ集中できる時間は今は他には無いかもしれない。
下の絵はこの半年(月2回)の教室で描いた26枚である。
根津神社
根津神社
谷中
東大赤門
川崎市久地
練馬区向山
三浦海岸
三浦海岸
三浦海岸
東大 構内
原宿駅
明治神宮 菖蒲園
多摩丘陵
小田原 風祭
所沢 北野
所沢 小手指ヶ原
真壁
真壁
真壁 伝承館
真壁 伝承館
真壁
真壁小学校
勝浦 八幡岬
鴨川 太海
鴨川 太海港
熱海 海光町