Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

新潟下越、青海黒姫山登山

2014年11月02日 | 山歩き

10月25(土)          天気=晴れ

09:23清水倉登山口→ 09:42水場→ 10:03一本杉→ 10:59金木平→ 11:51西稜ピーク→ 11:58~12:15青海黒姫山→ 13:06~10金木平→ 13:44一本杉→ 13:50水場→ 14:08清水倉登山口

 青海黒姫山登山コース

 早朝4時過ぎに我が家を出発したが日本海沿いに聳える青海黒姫山までは遠かった。清水倉登山口に着いたのはAM9時過ぎ、リンナイリサイクル工場の横が登山口で2台分の駐車スペースは埋まっており、青海川沿いの道に車を停める。此処から見える青海黒姫山の正面岩壁が凄い迫力だ。

 青海川沿いの駐車スペース

 清水倉コース登山口

 出発しようとしたら地元の人らしきオジサンが「これから登るのかね。今日はあと1人登っているよ。」と教えてくれた。最初は緩やかな樹林帯の中を進む。小さな沢を渡り40分程で「一本杉」と書かれた標識に着く。この先から急傾斜の道に変わってくる。

 「一本杉」

 1時間程歩いたので栄養補給を兼ねて休憩していたら、丸坊主のお兄さんが「イヤー暑いですねー。」と言いながら風の如く通り抜けて行った。唖然とする速さ、標高差1200m近いこの道を一気に駆け抜けてしまうのだろうか。

 標高600m付近の紅葉

 標高600mを超えた辺りから木々が紅葉していた。登山道は木の根が多く粘土状で滑りやすく歩き辛い。出発して1時間半程で金木平に着いた。此処には水場もあり数少ない休憩ポイントだ。

「金木平」

 更に登ると狭い沢状の道になる。雨が降ったら難渋しそうだ。沢が尽きる寸前で左に曲り急な道を登って行く。滑りそうな場所はロープが張ってあるので随分助かった。

 出発してから2時間半、西稜ピークに達した。一気に展望が拡がる。ここから山頂まで僅かな距離だが、岩が多くてスンナリと進めない。11時58分青海黒姫山(1222m)に到着した。登りで私を追い抜いた丸坊主のお兄さんが入れ替わるように下山して行った。 

 西稜ピークから青海黒姫山

 青海黒姫山山頂

 山頂からの眺めは申し分ない。足下に日本海と糸魚川市街地が広がる。反対側には白馬岳が見え、北アルプスの山嶺はそこから日本海へと一気になだれ込んでいる。又東は、先日登った頸城山塊の焼山や火打山がよく見える。

糸魚川市街地と日本海

 白馬岳方面

頚城山塊方面

 山頂には穏やかそうな青年が1人先着していた。上越市の人で日帰りだと言う。「今朝埼玉から来たんですか?」と少し驚いていた。登山口で地元のオジサンが「1人登ってるよ。」と教えてくれたのはこの人らしい。

 「降りは転びそうですね。」と言いながら彼は先に下山して行った。私はもうしばらく山頂を独占して満喫し、下山の途についた。滑りやすい道なので降りも決して楽ではなかった。約2時間近く掛けて登山口に戻ると、青海黒姫山の正面壁が白く輝いていた。

 青梅黒姫山の岩壁

 車に乗ると日本海沿いに富山県朝日町のたから温泉まで行って山の汗を流す。設備は少々古びているがお風呂は広くて料金も500円と安く私向きの良い温泉だった。この後、北陸道~東海北陸道と車を走らせ、城端サービスエリアで車中泊とする。ここには24hコンビニがあり快適な車中泊ステーションだ。

コメント
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