11月18日(火)
今朝、朝日新聞の一面で「株急落終値1万7千円割れ」と経済の先行きを悲観的に報じていた。しかし数か月前は「株急騰ン年ぶりに1万5千円越え」と大喜びしていたではないか。
その時より2千円も高いのにこの大騒ぎ、株に係らぬ大多数の庶民には大して興味の無い数字、凧揚げじゃあるまいし、上がった下がったとトップ記事にして大騒ぎする事か。まっ他に載せる記事がないという事で、平穏な世情の証かも知れないが。
と思っていたら私が最も敬愛する映画俳優、高倉健さん突然の訃報が流れた。健さんは私の同郷の人でもあるし、その生き方、人間性全てが憧れの人でもあった。
若かりし頃ヤクザ映画で活躍していた健さんはそれ程好きで無かったが、年齢を重ねていくにつれ銀幕に映る彼の存在感に惹かれ、特に映画「幸せの黄色いハンカチ」や「鉄道員」には泣かされた。もうその姿を見る事ができないのかと思うと、途方もなく淋しい。