Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

長野県王滝村、小秀山登山

2014年11月11日 | 山歩き

10月31日(金)   天気=曇り後雨

06:48白川林道登山口→ 07:05防鹿ゲート→ 07:22フクロウ岩→ 08:13~33小秀山→ 09:07フクロウ岩→ 09:33白川林道登山口

 

 

 小秀山登山コース

 小秀山は御嶽山の西に聳える長野・岐阜県境の山だが、岐阜県側しか登山道が無いと思っていたが長野県王滝村側にも登山道があると知り、そちらから登る事にした。

 道の駅「木曽福島」で朝を迎え王滝村へと出発する。王滝村は御嶽山の南山麓に広がる鄙びた山間にあり、人口が1千人を切る小さな過疎の村でもある。そこが今回の御嶽山噴火で悲しい注目を浴びた。御嶽観光を主要産業とする地元にとっては大打撃で、一日も早い平穏を願うばかりである。

 小秀山登山口へは、王滝川沿いに白川林道を登って行く。狭いけれど全面舗装された快適な道だ。白巣峠手前の標高1300m地点に登山口がある。このコースは正規には登山道では無く林業用の作業道らしい。だから登山口に標識が無いので気をつけねば見過ごしてしまう。それでも登山口の向かいに車5~6台は停められそうな空き地があり、そこに車を停める。

 登山道から登山口を振り返る。(中央に小さく愛車が見えた。)

 登山口からしばらくはキツイ樹林帯の登りが続く。それも20分程で壊れかけた防鹿ゲートを通過すると傾斜も緩み展望が得られる。やがて樹林のピークを越えると前方に特徴のある岩塔が見えてくる。この岩はその形から「フクロウ岩」と呼ばれ、見せ場の少ないこのコースでは良い目印になっている。

 樹林のピーク先から登山道のある尾根(フクロウ岩が確認できる。)

 フクロウ岩

 フクロウ岩までで小秀山に至る登山道の約三分の一になる。そこから伐採された尾根をしばらく登ると再び樹林帯の道になり頂上まで続く。巨大な岩の下を通過すると山頂までは遠く無い。突然という感じで小秀山(1982m)の山頂に飛び出した。

 フクロウ岩上部から来た道を振り返る。

 山頂近くの巨大岩

 山頂には洒落た標識や写真案内板等が設置され、晴れていれば御嶽山の豪快な山容を眺望できるのだが、残念ながら今日は今にも雨が降りそうな天気で展望は全く無い。実を言えば怒れる御嶽山を間近で見てみたいという願いもあったが、「関東甲信越は雨」という天気予報を考えれば山頂を踏めただけでも良しとしよう。

 小秀山山頂

 山頂にある展望案内板

 山頂近くに避難小屋があったので覗いてみた。こちらも先日訪れた大笠山の避難小屋と同様に綺麗で良く整頓されている。もし避難小屋ベストテンがあれば、どちらも確実にトップテンに入るだろう。

 小秀山避難小屋

 いつ雨が降っておかしくない空模様なので山頂を後に急ぎ足で登山口へと降って行く。本当は年相応にゆったりと山を楽しみたいのだが、単独だといつもセカセカ歩きになってしまう。これではイカンといつも思うのだが、セッカチな性分なので中々直らない。

 車に戻ると御嶽山麓の「王滝の湯」に向かう。しかし行ってみたら閉まっている。この日帰り温泉は週末しか営業していないようだ。仕方ないので国道20号の小淵沢インター近くにある道の駅「信州蔦木宿」まで一般道をチンタラドライブし、併設されている日帰り温泉「蔦の湯」で入浴する。風呂から上がれば生ビールの誘惑耐え難くグイッと一杯やってしまったので、そのまま深夜まで休養し、夜中日付が変わる頃我が家へ戻った。

 

コメント
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